.NET 3.5 SP1の出現およびMicrosoftがLive Platformで提供されるサービス(参考記事)向けにAtom Publishing Protocol(AtomPub)をサポートする決定をしたことで、.NETの世界でAtomPubは勢いをつけている。また、WCFおよび.NET向けのAtomPubサーバであるBlogSvc.net(リンク)は、プロバイダーモデルに基づいたAtomPubプロトコルの実装を特色にしている。
BlogSvc.netは、 Jarret Vance氏(リンク)によって開始されたCodePlex(リンク)でホストされるオープンソースプロジェクトである。
BlogSvcは、Atom Publishing Protocolをオープンソース実装したものである。プロバイダーモデル上にビルドされる。ファイルシステムやデータベース用のプロバイダがある。そのサービスはLive Writerと互換性がある。
BlogSvc は、C# 3.5で記述され、WCFの新しいWebプログラミングモデルを使用し、LINQやその他の新しい言語機能に大いに依存している。BlogSvcはIISの有無に関係なく使用することができる。
Since BlogSvc.net は.NET 3.5 SP1の公式リリース以前に記述されているため、シンジケートオブジェクトモデルの独自の実装を提供する。Steve Maine氏(リンク)が発表したように(リンク)、Microsoftは「Atom Publishing Protocol仕様(ServiceDocumentおよびWorkspacesなど)で定義されるすべての構造体の型付きOMを追加し、System.ServiceModel.Syndication名前空間に配置した」。
Steve氏(リンク)およびScott Hanselman氏(リンク)は、Jarret氏がServiceDocumentおよびWorkspaceクラス、すなわちSystem.ServiceModel.Syndication(リンク)のシンジケートオブジェクトモデルで得をし、「BlogService.Core」プロジェクトのほとんどを取り除くことができると指摘している。詳しくは、Scott氏の記事(リンク)を参照のこと。BlogSvc.netのコードの簡潔な分析も掲載されている。
多くの記事が特に.NET Framework 3.5 (SP1)におけるBlogSvc.netおよびSyndication/AtomPubサポートをコンテンツ管理システムやブログエンジンを実装するための手段にしているにもかかわらず、AtomPubはアプリケーションのずっと広い分野を提供している。InfoQで利用可能なインタビューにおいて、Dan Diephouse氏はビジネスアプリケーション向けにAtom PubおよびAtom標準を使用する利点について話している(参考記事・英語)。