先日David Chappell氏(リンク)は、Introduction to Cloud Platforms(PDF)に関するホワイトペーパーを発表し、「エンタープライズアプリケーションの作成者によって見られるように、テクノロジーをカテゴリー化し、簡潔に説明することを目標としている。この報告書はMicrosoftの後ろ盾によるが、Microsoft固有ではない」としている。
氏は、クラウドコンピューティングプラットフォームを以下のタイプに分類している。
- Software as a service (SaaS):完全にクラウドで実行されるSaaSアプリケーション。こんにち最も良く知られたSaaSアプリケーションの例はおそらくSalesforce.comである。
- Attached services:クラウドのサービスによって拡張されるエクスペリエンスである業務用アプリケーション。消費者の有名な例は、AppleのiTunesである。
- Cloud platforms:クラウドプラットフォームは、アプリケーション作成のためのクラウドベースのサービスを提供する。クラウドプラットフォームの直接のユーザは、エンドユーザではなく、デベロッパである。
最も近代的なアプリケーションは、以下のパーツから構成されていると述べている。
- 基盤: 概してこれにはさまざまなサポート機能がある。たとえば標準ライブラリや外レー時および基本となるオペレーティングシステムである。
- インフラサービスのグループ:アプリケーションは、その他のコンピュータで提供される基本的なサービスを使用することが多い。たとえば統合サービス、IDサービスなどのリモートストレージを提供することは一般的である。
- 一連のアプリケーションサービス:ますます多くのアプリケーションがサービス指向になるにつれて、それらが提供する機能は新たなアプリケーションにアクセス可能になり、最終的にはアプリケーションプラットフォームになる。
... そしてアプリケーションの定義を利用可能なサービスにマップするためにAmazonのEC2やGoogle AppEngineがあてにした、実世界のクラウドコンピューティングプラットフォームの例を示している。オリジナルのホワイトペーパー(PDF)を参照すると良い。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/08/david-chappell-cloud-intro