.NETコードのMicrosoftの整合性と品質の改善に向けた重要なステップとして、広く歓迎されたFXCopとは異なり、StyleCopは疑いの目で見られている。その両者間の主な違いは、FXCopがあらゆる.NET言語からのコンパイル済みコードに焦点を絞っている一方で、StyleCopはもっぱらC#ソースコードに逆らって動作する。
StyleCopに関する最大の不満は、その提言が主に意見に基づいていることである。FXCopの指針は主観的であるが、そのほとんどはCLRの動作方法に関する深い知識に基づいた、理にかなったロジックに根ざしている。一方StyleCopは、インデントにどれだけのスペースを使用すべきか、などといった激しく議論されている問題についてである。「使用中の」ステートメントを名前空間内に配置するというような、標準的なプラクティスにあからさまに反するものもある。
StyleCop SDK(リンク)のリリースのよって、デベロッパは独自のルールを開発し、デフォルトのルールを補完したり、もしくは完全に交換することができる。結局、デベロッパ はルールを構成し、それぞれの企業の標準に適合させることができるようになることを望むことになるが、これは少なくとも一時的なソリューションとしての役割を果たす。
新たなルールを作成することの他に、デベロッパはSDKにあるStyleCopをMSBuildタスクに統合する方法などの情報を参照することができる。
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