Microsoftは、Silverlight 2向けTools(RC1) for Visual Studio 2008 SP1(リンク)をリリースした。ツールには、Visual BasicおよびC#プロジェクトテンプレート、インテリセンスおよびXAML向けのコード生成プログラム、XAMLデザインプレビュー、デバッギングお よびExpression Blend 2(リンク)との統合が含まれる。
近ごろリリースされたSilverlight 2(参考記事)には、Silverlightアプリケーションの開発に必要な一連のツールがある。すべてのツールをインストールするためのもっとも単純な方法は、 Visual Studio 2008 SP1アドオン(リンク)(Visual Web Developer 2008 Express SP1でも機能する)をダウンロードし、インストールすることである。以下をインストールする。
- Silverlight 2デベロッパランタイム
- Silverlight 2 SDK
- Visual Studio 2008 SP1向けKB956453および/またはVisual Web Developer 2008 Express with SP1向けKB956485
- Visual Studio 2008 SP1向けSilverlight Toolsおよび/またはVisual Web Developer 2008 Express with SP1向けSilverlight Tools
ツールのパッケージには、以下の機能が含まれる。
- Visual BasicおよびC# Projectテンプレート
- IntellisenseおよびXAML向けコード生成プログラム
- XAMLデザインプレビュー
- Silverlightアプリケーションのデバッグ
- Mac向けSilverlightアプリケーションのリモートデバッグ
- Webリファレンスサポート
- WCFテンプレート
- Team Buildおよびコマンドラインビルドサポート
- Expression Blendとの統合
Silverlight 2 Toolsの重要な機能は、Expression Blend 2との統合であり、サービスパック(リンク)を介してBlendユーザに利用可能である。Expression Blend 2 SP1は、2つのSilverlightの機能をアンロックする。それは、スキンのコントロールおよびVisual State Managerである。Microsoftの副社長であるS. Somasegar氏は、以下のように説明している(リンク)。
スキンのコントロールにより、設計者が可視的にコントロールをカスタマイズし、アプリケーションで使用している機能に正確に適合することができる。 Visual State Managerは、特定の状況でそれぞれのコントロールの要素がどう振る舞い、見えるのかを正確に制御するための、柔軟かつ可視的な方法を提供する。コン トロールの要素が、ポジションやグライドにあろうが、線形または慣性に移動しようが、設計者はアプリケーションのユーザエクスペリエンスの微調整をして完 成させる前に、迅速かつ正確に別の対話で自由に試みることができる。
RC1というツールのバージョンに関して、Wolf Schmidt氏は、RTMでない理由(リンク)を以下のように説明した。
その理由は、アドイン向けの意図されたサービスモデルに関係がある。そのためSilverlightツール自体がレコードの現在のToolsチームごとに サービス可能である。Toolsを「RTM」とバージョン管理することは、柔軟でなかった特定のサービスモデルを命令することになったであろう。
Silverlight 2 Toolsは、Visual Web Developer機能が搭載されたVisual Studio 2008 with SP1または、Microsoft Visual Web Developer 2008 Express with SP1(リンク)を必要とする。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/10/Silverlight-2-Tools