このディストリビューションに含まれるのは、以下のバンドルである。
OSGi Service Platform
- OSGi Framework(EquinoxまたはFelix)
- Configuration Admin
- User Admin
- Google Guice IoCフレームワーク
- Apache Wicket
- Hibernate
- Hibernate JPAフロントエンド
- Jetty Webサーバ
- HSQLDBデータベース
- PAX Webおよびエクステンダーバンドル
- DirInstaller(バンドルおよび構成のインストール/アップデート/除去)
- JPA統合
- Apache Wicket統合
- Simple Logging Fassade for Java (SLF4J)
- Apache log4j
- SLF4J - log4jブリッジ
- Commons logging - SLF4Jブリッジ
ModuleFusionの目標は、プログラマが根本的なランタイム環境としてOSGi Service Platformを使用することを支援することである。ModuleFusionにはJavaエンタープライズアプリケーションに特有なフルスタックがある。現在このスタックはJavaエコシステムによる最善のオープンソースフレームワークで構成されている。また、ModuleFusionにはOSGi内でこのようなフレームワークを簡単に使用するために必要なグルーコードがある。InfoQはプロジェクトリードであるRoman Roelofsen氏に、ModuleFusionをより一般的に使用されているJava EEコンテナと比較して、それについて詳述してもらった。
続けて、ModuleFusion(およびそれに対応して、OSGi)の利点を強調している。ModuleFusionで は、プログラマがOSGiプログラミングモデルを導入する際に役に立つOSGiベースのディストリビューションの作成を実現したい。典型的なLinux ディストリビューションと一部対比することができる。 Linux Kernel、GNUツールおよびアプリケーションのダウンロード、ファイルシステムの設定、プロシージャのブートおよび構成は確かに可能であるが、すべ てが共同していて、事前にパッケージ化されているシステムをインストールするほうがはるかに簡単である。
EJB、JMSおよびJCA のような典型的なサスペクトが必要なとき、従来のサーバを使用せざるをえない場合がある。しかしながら、こうしたフレームワークがつねに必要であるとは限 らない。実際多くの場合において、もっと軽いソリューションの方が適切である。JONASのようなプロジェクトはそうした傾向を強調し、OSGiバンドル としてすでにこのような機能を提供している。
ModuleFusionは、そうした典型的なJEE機能を搭載することができるであろうが、たとえばEJBセッションBeanではなくOSGiサービスのように、OSGiプログラミングモデルを使用し、推進していくことに注力していく。
要約すると、これらはModuleFusionを使用する際の主な強みである。
- 完全なJEEソリューションのこうしたケース向けの最先端軽量エンタープライズスタックは、行き過ぎである。
- ModuleFusionとしてOSGiを開始する際に大幅に時間が節約できるのは、事前統合されたフレームワークによってもたらされる。Unzipし、実行する - そのように単純である。
- OSGiの完全利用
- 複数のアプリケーション実例
Roelofsen氏は、以前はJava EEのドメインであると考えられていたアプリケーションのタイプの記述に興味がある唯一のエンタープライズJavaアーキテクトではない。EclipseCon 2007では、Gregory Brail氏およびJohn Wells氏がBEAのmicroService Architectureについて講演をした(リンク)。商用度のJava EEサーバの機能をバンドルとしてOSGiで再結合可能なパーツに分解しようとするものである。IBMは、一連のOSGiのバンドルとしてWebSphere Application Server 6.1をビルドし、この変更について説明したオンラインでのプレゼン(リンク)を提供している。
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