Ruby In Steelの最新無償版には、Visual Studioのフリーコピーが含まれている。SapphireSteel Software(リンク)は、主力商品であるMicrosoft Visual Studio 2008向けRubyおよびRails IDEの無償版であるRuby In Steelをリリースした。
現在Ruby in Steelは、Visual StudioでRubyアプリケーションを開発する唯一の方法であり、デベロッパがVisual Studioサポート言語で期待する長い機能リストがある。Ruby In Steel Personal Edition (PE) 2008は、構文に依存したカスタマイズ可能なコードの色分け、コードの折り畳み、オートインデント、コードの再フォーマット設定、ブラケットおよびキー ワードの突き合わせおよび統合コンソールを含むコーディングツールなどのRubyやRuby On Railsプロジェクトの開発や維持に必要なすべてのツールを提供し、接続または浮動ウィンドウでユーザがRubyインタープリターと対話できるようにす る。Ruby In Steel PE 2008には、Visual Studio 2008のフリーコピーがある。
個人用または商用開発向けにRuby In Steel PE 2008は利用できる。登録を必要とせず、タイムアウトにならない。「すべて一体化された」インストーラが搭載されており、ユーザはVisual Studio 2008 (‘Shellエディション’)、Ruby、Rails、MySQLおよびRuby In Steelを含む必要なソフトウェアをインストールすることができる。あるいは、すでにVisual Studio 2008の商用エディションを所有しているユーザは、そこにRuby In Steelをインストールしてもよい。
Ruby In Steel PE 2008は、RubyおよびRailsデベロッパに対し数多くの機能を提供している。
- コードの色分け(Ruby)
- コードの色分け(ERB/RHTML)
- コードの折り畳み(Ruby)
- コードの折り畳み(ERB/RHTML)
- ブラケットの突き合わせ(カーソルの移動)
- ブラケットの強調
- キーワード..終了の突き合わせ(カーソルの移動)
- コメント/アンコメントのブロック
- マルチレベルの取り消し/やり直し
- タブ付き(マルチファイル)編集
- 分割ウィンドウ編集
- オートインデント/アウトデント
- スマートインデント
- オートエンドコンプリート(例:‘def’の後に‘end’を自動的に付加する)
- コードの再フォーマット設定
- Solution Explorerでのプロジェクト管理
- 選択したディクショナリーでのコマンドプロンプトのオープン
- ドッキング可能なIRBコンソール
- 統合インタラクティブコンソールでの実行
- 総合的なPDFユーザガイド/マニュアル
- まとまったヘルプ
- すべて一体化されたインストーラ
- カラースキーム/カスタマイズ
- Ruby 1.8.6、1.8.7、Rails 1、Rails 2.1のサポート
無償のRuby in Steel PEにより、デベロッパはVisual Studioのライセンス料を支払わずにRubyやRuby on Railsを研究する機会が与えられる。Developerエディションは、Ruby In Steel PEのスーパーセットであり、頼りになるウォッチウィンドウ付きの統合されたデバッガ、ブレークおよびステップおよび変数「ドリルダウン」、加えて自動拡張コードスニペットのライブラリがある。
Ruby In Steel Developerには、Ruby On Rails向けの固有のドラッグアンドドロップビジュアル設計環境である「 Visual Rails Workbench」および超高速Cylonデバッガが含まれる。Ruby In Steel Developerは、標準RubyおよびJRubyをサポートし、Microsoftの(開発中である)IronRuby for .NETにビジュアルデザイナー(アルファ)を提供している。Ruby In Steel Developerにはまた、コードコンプリートを搭載した高速IntelliSenseがあり、コードが最大限に正確であると分析する。
詳細はSapphireSteel SoftwareのWebサイト(リンク)を参照のこと。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/10/rubyinsteel-personal