顧客からの強い要望により、Andersは「折れて」、C#でオプションおよび名前付きパラメータを可能にした。VBのように、デフォルト値を含めることで、オプションパラメータはサポートされる。またVBがそうであるように、要求されたパラメータはすべて、オプションパラメータの前に来る必要がある。
名前付きパラメータも、完全サポートされる。これによりデベロッパは、適合すると思う任意の順序で、パラメータを指定することができる。これは、通常のパラメータ同様にオプションパラメータと機能し、オプションパラメータを取り扱う場合に見られる。
引数として使用される式を解決するとき、関数の署名の命令を無関係にしているコードによって命令は厳密に決定される。非推奨であるが、副次作用のある式は、引数としておおよそ安全に使用できることを意味する。
COMライブラリは、タイプオブジェクトとして値を返す好ましくない傾向がある。これに取り組むために、C# 4は自動的にCOMで戻されたすべてのオブジェクトを「動的」タイプ(参考記事)に働きかける。以前の記事で触れたように、これによりデベロッパが手ですべての必要な リフレクションコードを記述したかのようなオブジェクトのlate-boundコールを可能にする。
セマンティクスが実際に必要でない限り、「ref」修飾子は、COMコールにとってもはや不要となる。
最後に、これはかつては以下のようなコードであったことを意味する。
//C# 3 var a = (IFoo) obj.Foo(ref missing, ref missing, ref missing, ref missing, ref missing, 5, ref missing, ref missing, ref missing); var b = (IBar)a.Bar(); var c = b.Value; //C# 4 dynamic obj = //some COM or DLR object var c = obj.Foo(clientId := 5).Bar().Value
パラメーター化プロパティに関するうわさもあった。それについての情報を得次第、更新していく。