Microsoft Patterns & Practices(リンク)は、Enterprise Library 4.1(リンク)の可用性を発表した。Enterprise Libraryは、再使用可能なソフトウェアコンポーネント(アプリケーションブロック)のコレクションで、ソフトウェアデベロッパがエンタープライズ開 発で出くわす一般的な課題(ロギング、妥当性検査、キャッシング、例外処理など)を支援することを意図している。アプリケーションブロックは、 Microsoftが提案する開発実践を要約した一種のガイダンスである。
その記事(リンク)によると、このリリースは5月のリリース(参考記事)にビルドし、一貫性、拡張可能性、使い易さおよび統合に重きを置く。バグ修正およびVisual Studio 2008 SP1のサポートの他に、機能拡張には以下が含まれる。
– ユーティリティ代行受信機構およびPolicy Injection Application BlockとUnity Application Blockの統合
– Unity Application Blockでの汎用に対する追加サポート
– Unity Application Blockでの配列に対する追加サポート
–パフォーマンスの改善
– 構成ツールの使用性の向上
その発表では、既存の公開API(v3.1およびv4.0)がまだサポートされていることが触れられた。
リリースは、QuickStartのサンプル、Hands-On Labs、Enterprise LibraryおよびUnityのWebキャストおよびデモコードが付属している。
その発表で明らかにされているように、そのリリースにおける重要な機能拡張は、Unity Application Block 1.2(リンク)に関連している。Unity Application Block (Unity)は、軽量であり、拡張可能な依存性の注入/制御の反転(IOC)コンテナである。Unityアプリケーションブロックは、スタンドアロンラ イブラリとしても利用可能である。上記にあるように、ライブラリの改善は、汎用、配列およびパフォーマンスに対するサポートの改善に関わる。
Unityのリリースは、Unityを使用した依存性の注入の導入(リンク)およびUnityの依存性注入コンテナの拡張方法(リンク)を提供するクイックスタート(リンク)および Webキャストが付属している。プロジェクトソースは、 www.codeplex.com/unity で利用可能であり、Community Extensions(リンク)向けのCodeplexプロジェクトもある。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/11/enterprise-libary-unity-release