JRuby 1.1.5が利用可能である(リンク)(JRubyダウンロードのページ)(リンク)。
リリースノートに記されている主な変更は、以下のとおりである。
-クラスごとのメソッドキャッシング( send、respond_to?およびdefined?の改善)
- Constantキャッシュが定数ルックアップを改善
- コンパイルされた実行におけるメモリ使用量が削減
- Java統合回帰の修正
Constantキャッシュは、バグ「JRUBY-3052 Cache Constants at their call site (const_node)」(リンク)で説明されていた。Github commit of Constant caching(リンク)は、変更に関係したものを示す。
現在、Ruby MRIだけでなく Rubiniusでも利用可能なRuby-ffi(リンク)が1.1.4以降、JRubyと共にシップされている。1.1.5で、ruby-ffiがコールバックサ ポートをインクルード(リンク)したことで、コールバック機能を見込んでいる機能にRubyブロックをパスすることが可能になる。
JRuby 1.1.5はまた、REXMLにおけるDOSの脆弱性(リンク)を修正する(InfoQが脆弱性を取り上げている)(リンク)。
最後に、JRuby 1.1.5はRubyGems 1.3.1と共にシップされる。