プレスリリース(リンク)によると、Microsoft Corp. はAdvanced Message Queuing Protocol(リンク)(AMQP)(参考記事・英語)ワーキンググループに参加した。AMQPスペックの開発に集中的に取り組む組織である。AMQPは、 AMQPワーキンググループ(リンク)のメンバーによる連携を意図したビジネスメッセージング向けのインターネットプロトコルである。
プレスリリースが示しているように、この決定がされた根拠は業界やグループのメンバーによる圧力によるものであることは興味深い。
金融サービス業界にいるMicrosoftの顧客を含む、メンバーからの要請があって、MicrosoftはAMQPワーキンググループに参加している。ユビキタスメッセージングのために、オープンな業界標準の開発をサポートする目的である。
Microsoftのプラットフォームストラテジーの上級ディレクターであるam Ramji氏は、以下のように言った。
AMQPワーキンググループに参加することで、Microsoftは既存のマーケットの実施に向けた相互運用性を最大限促進し、顧客に対しより幅広い選択肢を提供するやり方で、スペックの開発に貢献していく狙いである。
WSO2のCTOであるPaul Fremantle氏、Cisco Systems Inc.のテクニカルリーダーであるPranta Das氏、J.P. MorganおよびRed Hat(リンク)のエンジニアリングおよびアーキテクチャのリーダーであるAdrian Kunzle氏など、ワーキンググループのメンバーから前向きな反応をそのリリースは紹介している。
この動きがAMQP標準化に向けた草の根運動を後押しするよう、期待が持たれる。
原文はこちらです：http://www.infoq.com/news/2008/11/microsoft-joins-amqp