デザインテンプレートギャラリー(リンク)は近ごろ、ダウンロードの準備が整い、1つのサイトに統合される無償のWebサイトビューを搭載しているASP.NET MVCユーザに公開されている。ASP.NET MVC Release Candidateは、1月にシップされることになっている。デフォルトでCodeBehindファイルがなく、骨格サポート、ビューに対するMSBuildタスクなどの一連の改善がある。
デザインテンプレートギャラリーには、ASP.NET MVC Webサイト向けのビューがある。. テンプレートは、CSSスタイルシート、イメージ、View Master Pages、View User Controls、JavaScriptコー ドで構成される。ギャラリーはオープンソースであり、Creative Commons Attribution 3.0ライセンス(リンク)下でそれぞれのテンプレートはギャラリーにリリースされている。誰でもギャラリーに資することができ、テンプレートを支持することができ る。
Microsoft Developer DivisionのVP、Scott Guthrie氏(リンク)によると、ASP.NET MVCはまもなく発表されるリリース候補での一連の改善(リンク)を提示する。
デフォルトで、ビューはCodeBehindファイルがない
多数のフィードバックに基づき、MVCビューファイルがデフォルトでCodeBehindファ イルを持たないように、変更することにした。この変更により、MVCの世界におけるビューの目的を強化するのに役立ち(純粋にレンダリングに関してで、レ ンダリング関連コード以外を含まないこと)、ほとんどの人びとにとって、プロジェクトで使用されていないファイルを除去する。
ビューには、最上位モデルプロパティがある
Product Name: <%= Model.ProductName %>
HTML/AJAXヘルパーは、式構文を可能にする
何人かの人の要望の1つは、ビューのHTMLおよびAJAXヘルパーオブジェクトを使用中、モデルを参照する際、(ストリングの代わりに)強く型付けされた式構文を使用する機能である。
骨組サポート
ASP.NET MVC RCビルドには、Visual Studioで新たなASP.NET MVC「Add View」コマンドを使用してビューを作成する場合に、自動「UI骨組み」サポートがある。骨組サポートは、あらゆる.NETタイプやオブジェクトに対 し、ビューの自動生成を可能にする。POCOクラス、LINQ to SQL、LINQ to Entities、NHibernate、SubSonic、LLBLGen Proなどさまざまなオブジェクトモデルに対して機能することができることを意味する。骨組エンジンは、リフレクションを使用し、Viewのモデルタイプ の公用形状を取得し、骨組テンプレートに受け渡し、作成中のビューでそれに基づき、適切なマークアップに転送する。
ビューのコンパイルのMSBuildタスク
デフォルトでは、ASP.NET MVCプロジェクトにビルドする場合、ビューファイルのコード以外のプロジェクトのすべてのコードをコンパイルする。ASP.NET MVC Betaでは、ビューをコンパイルする場合、独自のMSBuildタスクを進める必要があった。ASP.NET MVC RCビルドには、ビルトインMSBuildタスクがあり、それを使用することで、プロジェクトのコンパイルプロセスの一部として、ビューを組み込むことが できる。これにより、すべてのビューやアプリケーションのマスターページに組み込まれている構文やコードを検証し、また問題を発見した場合、ビルドエラー を提供する。
ASP.NET MVC RCは、2009年1月にリリース予定である。