IBMは、MicrosoftのEntity Frameworkのサポートを含むData Server Provider for .NETの実働バージョンをリリースした。ユーザがスキーマを作成し、EntitySQLおよびLINQステートメントを実行することができる。
IBM Data Server Provider for .NET(リンク)は、.NETアプリケーションが以下のデータベース管理システムにアクセスすることを可能にする。
- DB2 Database for Linux®、UNIX®およびWindows®、バージョン9
- Windows、UNIXおよびLinuxベースのコンピュータ向けDB2® Universal Database™ バージョン8
- OS/390Rおよびz/OSR向けDB2® Connect™を通じたDB2 Universal Database バージョン6 (またはそれ以降)
- AS/400®およびSystem i™向けDB2 Connectを通じたDB2 Universal Database バージョン5、リリース1 (またはそれ以降)
- VSEおよびVM向けDB2 Connectを通じたDB2 Universal Database バージョン7.3 (またはそれ以降)
- IBM Informix® Dynamic Server、バージョン11.10またはそれ以降
- IBM UniData®、バージョン7.1.11またはそれ以降
- IBM UniVerse®、バージョン10.2またはそれ以降
プロバイダは、以下のクライアントと動作する(リンク)。
- IBM Data Server Client (バージョン9.5.3またはそれ以降)
- IBM Data Server Runtime Client (バージョン9.5.3またはそれ以降)
- IBM Data Server Driver for ODBC、CLIおよび.NET (バージョン9.5.3またはそれ以降)
IBM Database Add-Insは、Visual StudioのIBMのデータベース向けの.NETアプリケーションの作成を可能にする。LINQサポートということになると、プロバイダは制限(リンク)がある。
- ストアに固有の機能の呼び出しは、サポートされない。
- 数、合計、最小、最大、平均の合計以外のCanonical機能の呼び出しは、サポートされない。
- その他にサーバ固有の制限がある。
役立つリンク:DB2および.NETのよくある質問(リンク)。InfoQのADO.NET Entity Frameworkのニュース(参考記事リンク)。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/12/IBM-Entity-Framework