ソフトウェア/エンタープライズアーキテクトの業務は、重要なものである。アーキテクトの任務は多数あり、発揮されるべき具体的なリーダーシップ、コミュニケーションスキルや手技術的なスキルが要求される。
最近の投稿記事内で、Gabriel Morgan氏はエンタープライズソフトウェアアーキテクトの質について書いた。Daniel Goleman氏のEmotional Intelligence(EI)(心の知能):自己認識、自己管理、社会意識および取引関係管理から書き始めている。
自己認識
- 感情的な自己認識
- 正確な自己評価
自己管理
- 自制
- 透明性
- 適応性
- 達成
- イニシアチブ
- 楽観主義
社会意識
- 共感
- 組織に対する意識
- サービス
取引関係管理
- 鼓舞
- 影響
- 育成
- 触媒変更
- 衝突の管理
- チームワークおよび協働
Software Engineering Institute(リンク)は、多様なソフトウェアエンジニアによって見ることができる、ソフトウェアアーキテクトの職務やスキルおよび知識に関する膨大な意見(リンク)を 集めた。アーキテクトに必要とされるスキルについての意見は、以下のとおりである。
David Cornish氏(イギリス、ロンドンにあるJPMorganのTechnical Architect):
テクニカルおよびビジネスチームとの密な連絡
豊富な設計経験と技術的な知識
分析に基づく「結び付いた」考え
衝突の解決能力
Theo Gantos氏(アメリカ、ミシガン州にあるTEKAのコンサルタント):
立ち上がれる人材。コンサルタント、社交性、組織、概念化、抽象的思考、論理的な推論、複数のやり方でのデータモデリングスキル、自己評価能力、迅速な順 応性、プレゼンおよびコミュニケーション能力、プログラミングの専門知識、作文力、営業スキル、カリスマ性、財務および投資利益率の計算技術、気難しい人 や変化を嫌う人とうまくやっていくスキル、ユーモアのセンス。
Venkatesh Krishnamurthy氏(インドにあるValtech IndiaのTechnical Architect):
- 創造性
- アーティスト
- 政治家
- 強い意志
- 卓越したコミュニケーションスキル
- 素晴らしいプレゼン力
- 個人を満たす
- 成熟している
- 歯切れが良い
- 決断力があり、それに執着する
- リスクを恐れない
- 観察するのがうまい
- 交渉者
Victor Alejandro Baez Puente氏(メキシコのメキシコシティーにあるGrupo Nacional ProvincialのChief Technology Officer):
- 会計監査、契約管理、エンタープライズワークフロー、ビジネスプロセス統合、資産管理で、エンタープライズアプリケーションを設計したことがある経験
- Service Oriented Architecture (SOA)での経験
- J2EEプロジェクトの開始からデリバリーにわたる、チーフアーキテクトとしての経験
- 高可用性、クラスター環境でのJ2EEリッチおよび/またはWebクライアントアプリケーションのデプロイの経験
- Unified Modeling Language (UML)の構成に関する専門知識およびソフトウェアシステムの成果物の文書化についての知識
- 模範的なIT知識(アプリケーション開発、テスト、デプロイメント、オペレーション、ドキュメンテーション、スタンダード、ベストプラクティス、セキュリティ、ハードウェア、ネットワーク、OS、DBMS、ミドルウェアなど)。
- 軽量、迅速なデプロイメント、アジャイル方法論の知識と経験
- プロジェクトの速さを推定したり、計測した経験
- レガシーシステムおよび段階的なアプリケーション統合との対話の経験
- 詳細に十分気を配る
- 記述、口頭、図表を使用してのコミュニケーションスキル
例は多数ある。リーダーシップ/コミュニケーションスキルを重視するものもいれば、技術的なスキルに重点を置くものもいる。ソフトウェア/エンタープライズアーキテクトが必要とされるスキルについて、どんな意見か?
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2009/01/Architect-Qualities