Consumer Electronics Show 2009 (CES)(リンク)の基調講演において、MicrosoftのCEOであるSteve Ballmer氏はWindows 7 Beta(リンク)およびWindows Live(リンク)の新バージョンを発表した。Windows 7 Betaは、MSDN、TechBetaおよびTechNetカスタマー向けにダウンロード可能であり、1月9日からはより広く利用できるようになる。
Windows 7で強調された主な機能は以下のとおりであった。
消費者が望むように、動作する。Windows 7について、Microsoftはパフォーマンス、信頼性、セキュリティ、互換性およびバッテリー寿命に特に気を遣った。
日常業務の迅速化そして、単純化する。Windows7のよりスリム化され直感的なデザインは、日々われわれがPCを使っておこなっていることを簡素化 するよう設計されている。デスクトップの改良により、PCの使い勝手がますます良くなり、たいていJumplists、Previewsおよび新たな Taskbarなどの機能を通じて使用するアプリケーションやファイルへ迅速にアクセスすることができる。新しいHome Groupの機能により、消費者は複数の家庭用PCを相互接続するのが簡単になり、プリンタを共有したり、ファイル、音楽、画像および映像にアクセスする ことができる。Device Stageは、1つのインターフェイスがデバイスを管理し、共通タスクを実行するため、デバイスとの接続および動作をこれまで以上に容易にする。 Windows 7の新しいマルチタッチテクノロジーのおかげで、タッチスクリーンモニターユーザは、複数の指を使って自分のPC画面とますます直感的に相互作用すること ができる。
これまでにない面白い体験ができる。こんにちの消費者は、デジタルメディアをますます利用し、インターネットのエクスペリエンスの拠点としてPCを使用し ている。Windows 7の「Play-to」機能は、音楽、映像および画像をホームネットワークのデバイスに簡単にストリーミングすることを可能にする。Windows 7のWindows Media PlayerおよびWindows Media Centerには、メディアフォーマットのビルトインサポートがあるので、PCを使ってメディアコンテンツを楽しんだり、より幅広い種類のデバイスと同期 させることができる。月づきのデジタルビデオレコーディング(DVR)の料金に代わるものとして、Windows 7のいくつかの版で利用可能なWindows Media Centerがテレビの録画を無償かつ簡単にしている。それにはテレビチューナーと改善されたユーザインターフェイスが搭載されている。
同時に、Steve Ballmer氏がWindows Live(リンク)の新バージョンを発表した。それは、Mail、Messenger、Photo Gallery、Live Spaces、SkyDrive(25 GBのオンラインストレージソリューション)、Mobile、Calendarなど、一連の無償のオンライン通信および共有アプリケーションである。 Microsoftはまた、Dellとの契約が成立しており、多くのPCにWindows Live Essentialsをプリロードする。Windows Liveと相関するFacebookがあり、Live Searchを通じモバイル検索を提供するためにVerizon Wirelessが付属している。
便利なリンク:Windows 7に関する詳細は、CES(リンク)、CES Webサイト(リンク)に掲載されている。