先日、Scott Guthrie氏はASP.NET MVC 1.0 Release Candidate(リンク)がダウンロードで利用可能(リンク)であることを発表した。このリリースは、2月に最終版の1.0がリリースされる前の最後の一般リリースである。
ASP.NET MVC(リンク)は人気を高めつつあり、ALT.NETおよびTest Driven Developmentコミュニティで注目を集めている。しかしながら、不安定なベータ版ソフトウェアに生産拠点を設けるようなリスクを負うことができ る、開発チームはほとんどない。最終リリースと完全準拠することが見込まれているので、RC1は画期的事件と位置づけることができる。しかしこれは正式に は述べられていない。MVC開発チームは、正式に1.0がリリースされるまで今後は、既存のバグ(リンク)の修正およびコミュニティによるフィードバックの組み込み に集中的に取り組むことを述べた。これにより、開発チームが長期プロジェクトで、MVCを使い始めることになる。
リリースノート(リンク)に示されているように、数多くの拡張機能がRC1に追加されている。
- 現在Visual Studioは、コントローラーから「ビューへ移動」、ビューから「コントローラーへ移動」「コントローラーの追加」などの共通のアクションに対する明確なコマンドがある。
- Visual Studioにおける改善されたリファクタリング
- コンパイル時にビューでのエラーを検知する、オプションのコンパイラポストビルドステップ。MSBuildタスクとしても利用可能
- 新たなBeginRouteForm拡張メソッド
- ヘルパーが追加され、サイト間の要求偽造アタックを阻止
- 改善されたフォームポスティングおよびバインディング
- ControllerContextが変更され、ユニットテストやモッキングが簡易化
- ファイル処理およびアップロードの改善
- AJAX統合およびヘルパーメソッドの向上
- codebehindファイルなしのビューを含む、ビューの作成のスリム化
アップデートされたチュートリアルが、まもなくASP.NET MVC(リンク)の公式Webサイトで利用可能になる。