InfoQの第三回QCon London (3月11日から13日)(リンク)が数ヵ月後に迫っており、15のトラックで100名のスピーカーが講演し、素晴らしい内容とネットワークの機会を提供する。295ポンド割引となる最後のチャンスは、来週1月15日で終了となる。
そもそもQConは、テクニカルアーキテクト、チームリードおよびプロジェクト管理に対し、ソフトウェア開発技術を完全なものにすることを目指した、深い 技術を提供するよう意図されている。それは、業界用語や流行りを越えて、現在また今後のプロジェクトにおいて直接的に役立つ経験や観点を提供する知識を構 築する内容である。その事に関して、本年のトラックおよびセッションの一例は以下のとおりである。
- 歴史的に良くない概念(リンク) - Null References?Corba?J2EE?このトラックでは、かつてはほとんど特効薬であるかのように議論されたが、後で駄作だとか、すぐ冷める興奮 だと判明した、技術的な方向性を特集する。受賞者となったTony Hoare氏が、10億ドルのNull Referenceでの誤りについて話す。
- 停止を知らないシステム(リンク) - 境界線なしで、どのようにシステムを開発し、テストし、アップデートし、維持し、結論付けるのか?
- 民主的で政治的な技術革命(リンク) - 近代政治におけるテクノロジーの役割について、Martin Fowler氏およびJosh Henderson氏による基調講演。
- 機能的および並行プログラミング(リンク) - 機能プログラミング言語およびアクター/コンカレント言語の実際の使用例を提示し、分散、非同期ソフトウェアシステムを理解する上で、どう影響を与えるのかを議論する。
- アジャイル構成パターン(リンク) - 協働するための最適な方法 - ソフトウェア開発チーム、組織的提携、賠償、自己組織化、意思決定、ビジョンの社会的側面。
- エンタープライズでの新出言語(リンク) - Martin Fowler氏などが新たな言語を検討し、エンタープライズにおいてそれらがどのように使用されるのかを考える。
その他に10のトラックが予定されており、合計80名のスピーカーの参加がある。
1,105ポンドの割引レート(195ポンドの値引き)で参加するには、1月15日が申し込みの締め切りである。また同様に1月15日までにプロモコード 「100morejan15」で登録すると、さらに100ポンドの値引きが適用される。団体割引も用意されている。詳しくはqcon@infoq.com for moreに連絡のこと。過去の多くのQConのセッションは、infoq.com/qcon(参考記事リンク)でオンラインで閲覧することができる。
今年のQConでは、以下に挙げるスピーカーが予定されている。
- Tony Hoare氏 - Quicksortの発明者、受賞者
- Joe Armstrong氏 - Erlangの父
- Martin Fowler氏 - オブジェクトデザインの熱狂的ファン
- Steve Freeman氏 - アジャイルソフトウェア開発のパイオニア
- Michael T. Nygard氏 - 「Release IT」の著者
- Rod Johnson氏 - Springの作成者
- Dion Hinchcliffe氏 - Web 2.0およびソーシャルメディア産業のエキスパート
- Eric Evans氏 - ドメイン主導デザイン通
- など、多数。
現地で会うのを楽しみにしている。