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Ruby 1.9.1のリリース間近 - 1.8.xからの切り替え時期か?

Ruby 1.9.0(参考記事)がリリースされ1年が経過したが、まだそれほど普及していない。その理由としては、人気のあるライブラリやフレームワークとの非互換性やある分 野における振る舞いの変化があげられる。近ごろDavid A. Black氏は、デベロッパが注意する必要があり、巧妙なやり方でソフトウェアを破壊するかもしれない1.9.xのマイナーチェンジについてブログに書いた(リンク)。(InfoQは、Ruby 1.9のその他の変更について報告している)(参考記事リンク)

初の安定リリースとなるRuby 1.9.1が、リリースされようとしている。Ruby 1.9.1 RC1(リンク)が、数週間前にリリースされた。そして間もなくRC2がリリースされる(リンク)。現在、Ruby 1.9.1の最終版は1月下旬を予定している。

速度の改善(参考記事)のためだけならば、安定1.9.1を1.9.xで実行することをじっくり見守ることが理由の1つである。Fibers(参考記事・英語)のような機能は、スケーラビリティ(例えば、データベースアクセス向けのNeverBlockやI/O)(参考記事)や次善策(例えば、NeverBlock HTTPライブラリ)(リンク)を増幅するために使用されている。

プリケーション向けのRhodesフレームワーク(参考記事)(Rhodesは、現在バージョン0.2が標準生産である)(リンク)は、サポート済みのモバイルプラットフォームではRubyの1.9.xバージョンを使用している。もう1つの例はMacRubyであるが、間もなく新リリースが予定されている。MacRuby(参考記事)は、 Ruby 1.9.xをベースにしており、Stringsのようなオブジェクトが実際にObjective-C String オブジェクトである程度まで、Objective-Cとの統合に焦点を当てている。この緊密な統合により、オーバーヘッドなしにObjective-C APIを記述することができ、Objective-CのGarbage Collector(Objective-C GC (Autozone)が近ごろ、オープンソースになった)(リンク)を利用することができる。

JRubyは、完全な構文解析および1.1.6ですでに実施されている一部のライブラリのサポート(参考記事)を備えた1.9.xのサポートを目指しているが、他の実装(MacRuby以外)は、1.9.xサポートに遅れを取っている。

Ruby 1.8.xに執着するのは、なぜか?Ruby 1.9.1の機能(パフォーマンス、Fibers、変更のスレッド、変更のエンコードなど)は、切り替えの理由であるか?

 

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2009/01/ruby-191-coming-up

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