Channel 9によって開催されたインタビュー(リンク)において、Scott Guthrie氏はMIX 2009(リンク)、Silverlight 3、Silverlight向け次期VS 2010 ToolsおよびExpressionについて話した。
今年MIX 2009において、MicrosoftはSilverlight 3、Silverlightデベロッパを対象としたVisual Studio 2010 Tools、Expression Encoder 3、ASP.NET 4.0およびその他のWebテクノロジーをプレゼンすることになっている。Silverlight 3にはグラフィック上の改善、GPUハードウェアの加速、グラフィックに集中したさらに多くの操作、3D効果が含まれる。基本的に、これまでAJAXや Flash経由でのみ利用可能である多くの機能が組み込まれる予定である。 MIX 09でのSilverlight 3について、InfoQの記事(参考記事)を参考にするとよい。
Scott氏は、User Experience (UX)がインターネットショップやWeb 2.0サイトでますます重要になり、今後30から40年間は非常に重要になると考えている。標準的な内部エンタープライズアプリケーションは通常、動作が 遅く、何か具合が悪いところがあると思ってしまう。適切なワークフローが必要である。それは、生産性やアプリケーションとの全体的な対話に役立つからであ る。これまでの進展にコメントをし、Scott氏は「ユーザエクスペリエンスのデザイナーやデベロッパが協働する方法を模索中である」ことを認めている。
次に、Scott氏は製品のExpressionラインについて話した。Expressionの展望は、VSを補足する製品をデザイナー向けに提供するこ とで、デザイナーがデバッグツールやコードに手を焼くことなく、UX、ワークフローに集中して取り組むことができる。今年導入されることになっている機能 の1つは、2者間のさらなる強調のためのVSおよびExpressionソースコードの制御統合である。デザイナーは、コード自体を確認することなしに、 デベロッパから提供されたオブジェクトのインターフェイスで作業できるようになる。
MIXはデベロッパおよびユーザエクスペリエンスデザイナー向けのカンファレンスである。両者の参加比率は半々である。Webデベロッパが互いにエクスペリエンスを満たしたり、共有する機会である。