Silverlightでの配置の構成単位は、XAPファイルである。このファイルにはマニフェストおよびSilverlightアプリケーションの実行に必要なすべてのコードが含まれている。ファイル形式自体は特別なものでなく、異なる名前のZIPファイルである。その中には、AppManifest xamlファイルおよび必要なDLLがある。
残念ながら、しばしばDLLには、多数の不要コードが含まれている。アプリケーションがライブラリの一部分のみを必要とする場合、ダウンロードサイズは不必要に大きくなりかねない。各アプリケーションで新たなプロジェクトファイルを使用するよりはむしろ、XapOptimizerを使用するという事実の後で、使用されていないクラスを除去することができる。
現在ベータ版であるXapOptimizer(リンク)は、ComponentOneに よるオンラインツールである。不要なコードが消去され、Eメールを送るXAPファイルをアップロードすることができる。この記事のために、Webブラウザ キャッシュで取得したランダムXAPファイルのいくつかを取り込み、平均27%の削減になった。Reflectorで確認したら、事実DLLからいくつかのタイプがなくなった。