Red Hat, Inc(リンク)はJBoss Developer Studio 2.0 - Portfolio Edition(リンク)が利用可能であることを発表した。Eclipseベースのツールセットを拡張するだけにとどまらず、JBoss Enterprise Application、Portal、SOAおよびData Services Platformsを追加する。ソリューションは、リッチWebアプリケーション、ミッションクリティカルエンタープライズアプリケーション向けに強固で 統合された開発環境、単一パッケージでの統合サービスおよびRed Hatの顧客に対し、説得力のある価値を提供するよう期待されている価格ポイントを提供する。Red Hatのミドルウェアビジネスの副社長Craig Muzilla氏が、以下のようにその戦略を説明している。
「JBoss Developer Studio Portfolio Editionを立ち上げ、デベロッパに傑出した開発ツールだけでなく、サポート済みのJBoss Enterprise Middleware Platformsにあるまったく同じコードに関するエンタープライズ開発プロジェクトを開始するための簡単にアクセスできる方法を提供する。この戦略 は、顧客が開発から実働へとシームレスに遷移できるようにすることを狙いとしている」。
このリリースでは、JBoss Developer StudioがJBoss Developer Studio - Portfolio Editionの中心的なコンポーネントとなる。事実上、標準的なJavaデベロッパツールセットであるEclipseに構築し、標準ベースの Service Oriented Architecturesの一部としてSeam、Java EE、AJAXおよびPortletsのようなテクノロジーを使用し、非常にインタラクティブなアプリケーションおよびサービスをデベロッパが迅速に開発 するために必要な、包括的なツールがある。エンタープライズアプリケーションを迅速にデプロイする能力は、コストや時間を節約することでその価値を実現し ようとしている企業にとって重要となる。
JBoss Developer Studio - Portfolio Editionは、JBoss Enterpriseランタイムおよびツールの完全なポートフォリオを組み込み、サポートすることで、開発からデプロイまでにかかる時間を節約することが可能である。
- JBoss Developer Studio 2.0
- JBoss Enterprise Application Platform
- JBoss SOA Platform
- JBoss Enterprise Data Services Platform
- JBoss Enterprise Portal Platform
- JBoss Operations Network
- OpenJDK
- Red Hat Enterprise Linux
JBoss Developer Studio - Portfolio Editionは、開発目的の個人のデベロッパおよびチームによって使用されるサブスクリプションを通じて、利用可能である。サブスクリプションには、 コード、パッチおよびアップデートへのアクセスのみが含まれる。JBoss Developer Studio - Portfolio Editionサブスクリプションにはデベロッパサポートが含まれていない。デベロッパサポートは、 Red Hat Developerサブスクリプションを通じて個別に購入できる。どちらもRed Hat Storeでオンラインによる購入が可能である。また、開発組織を装備するには、Red Hat Sales Representativeに連絡のこと。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2009/03/jboss-devstudio-2-0