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RESTはWS-*よりもWebにのっとっている

RESTeasy 1.0のリリース(リンク)後、Bill Burke氏はWS-*と比較した場合にRESTをどう見るかについて、Jack Vaughan氏と話をした(リンク)。Vaughan氏はその記事の導入部分を、「Webサービス」という実際の名称に関する氏の意見を述べるところから始めてい る。

Webサービスの「Web」の部分は異なり、いくぶん「あやかろう」としたものでした。Webは民間に普及して成功しましたし、最新のソフトウェアアーキ テクチャに「Web」という名前をつけたら、何かいいことが起きるかもしれないと思っている人がいるかも、と想像を働かさなければなりません。あまり大き な広がりはありませんでした。Webサービスでは、Webにはなくてはならないプロトコル、HTTPを使う傾向にあったからです。

Vaughan氏の意見(過去のInfoQ記事から判断すれば、多くの人々が氏と同意見である(参考記事))によれば、RESTの方が「XMLやSOAPを使用してい る伝統的なWebサービスよりも、よりWebの精神にのっとっている」と感じている人もいる。Burke氏(に加え、ここでも他の大勢の人々)(参考記事)によれば、 「RESTアーキテクチャの価値は、RESTがWebアーキテクチャをよりよく活用していること」であり、その理由は、HTTPの再発見と、「Webがい かにしてこれほど普及するようになったかを理解しようとしていること」である。

Burke氏は続けてWS-*標準に照準を定め、WS-*標準には動くターゲットがあまりに多過ぎると述べている。

ベンダーに協力させるのは至難の業です。Apacheに聞いてみてください。

(標準化はおしなべて難しく、その結果、JavaやHTTP(リンク)の裏作業(リンク)を含めて(リンク)時間と労力が必要になる(リンク)という事実や、あるいは、W3CやOASISといった 成功を収めている標準団体(参考記事)に対しては、その内外で協力を惜しまないという姿勢をWSTFやStonehenge(参考記事)などの取り組みが示しているという事実は、 無視することにしよう。)

しかしVaughan氏に戻るが、WS-*が経験した標準争いにかかわらず(WWWにとっては平穏な航海ではなかったという事実を無視し)(リンク)、HTTPは 「前進を続けた」ので、現在では誰もがそのインフラに何らかのHTTPサポートを備えていて、つまり、その方面の相互運用性については心配する必要がない ことを意味する。しかし…

RESTはある程度の相互運用性を割愛していますが、それにはメリットがあるかもしれません。

Burke氏も同意見である。

RESTの何がいいかというと、ストレートなhttpに集中できることです。ですから、ベンダー間の相互運用性を心配する代わりに…アプリケーション間の相互運用性を心配するわけです。困難な作業はhttpに任せるのです。

Burke氏は、RESTは「反WS-*で…反SOAP」ではあるが、反SOAではない(再度になるが、この意見にも他の大勢(参考記事・英語)が当然賛成するだろう(参考記事・英語))と述べて締めくくった。

 

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2009/03/burke-rest

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