日本のRuby開発会議より、Ruby 1.9.2へ向けたプランがruby-coreに投稿された。
1.9.2の最終リリースは、2009年の終わり(12月25日)に予定されている。最初のプレビューは、日本Ruby会議2009に間に合うよう、7月17日までにリリースされる予定だ。
標準ライブラリにおける変更以外に、1.9.2 にはVMに対する変更と改良が含まれるかもしれない。
* YARV命令コードセットの改善 [..]
* デバッガサポート [..]
* プロファイラサポート [..]
* FreeBSD, OpenSolaris, OSXでのdtraceのサポート [..]
デバッギング/プロファイリング命令のサポートを追加することで、高速なデバッグが可能になるだろう(Rubyデバッガの状況についてはこちらを参照)。1.9.2のコードベースには新しい最適化(RubyConf'08で笹田耕一氏が解説したもの)も取り込まれており、最終リリースではデフォルトで有効になるかもしれない。
もう1つ変更の可能性がある。
次の機能を1.9.2に取り入れたいと思っています。しかし、仕様を詰めて実装するのに時間が掛かるかもしれません。
* SQLiteライブラリを標準添付 [ruby-dev:38463]
Ruby 1.9.2 が見えてきた。あなたはRuby 1.9.xに移行する予定がありますか?