CodePlexのWikiエンジンがオープンソースに
MicrosoftのオープンソースサイトであるCodePlexからWikiレンダリングエンジンがオープンソースになった。Matt Hawley氏はこう書いている
CodePlexはものすごく昔に書かれた、ちゃんとしたwikiエンジンがありました。平均的に、そのwikiエンジンはよく機能していました、しかし、頻繁にレンダリングが遅くなるような問題をおこすパフォーマンスバグが存在していました。なので、そのバグを修正するかわりに、みなさんに公開できるものとして、すべてを書きなおすことに決めました!今回、wikiマークアップのパースで異なるアプローチを選択し(正規表現の有効利用)、劇的なパフォーマンスの向上 を証明するだけでなく間接的に、よりシンプルなアーキテクチャももたらしました!
リストやテーブルのような基本フォーマッティングに加えて、WikiPlexは埋め込み動画 (Flash、QuickTime、YouTubeなど)、SilverlightコンポーネントとRSSフィード用にマクロもある。RSSフィードに関してはタイトルオンリー、フルコンテンツモードいずれでも20アイテムまで表示できる。
プログラマーのサイトということもあって、WikiPlexはVB、C#、SQL、PHP、CSSとJavaScriptといった人気のある言語をカラーでハイライト表示できる。
WikiPlexは完全なWiki製品ではない。独自のアプリケーションでそれを使うデベロッパは独自の編集UI、ページの保存のためのバックエンドを用意しなければいけない。しかし、これこそ既存のwebサイトとの統合という点では理想に近づけることになる。
WikiPlexは当然、CodePlexで公開されている。