JBossが、オープンソース、マルチプロトコル、組込み可能、高パフォーマンス、クラスタされた非同期のメッセージングシステムである HornetQのリリースを公表した。この2、3年JBoss Messaging 2.0の名前でHornetQのコードベースは、開発された。
記事に述べられたより詳しいHornetQの特徴:
HornetQは、使い勝手を大事に設計している:我々は、広範で、理解しやすいユーザマニュアル と クィックスタート ガイドを提供しており、単純なJMSの使い方からサーバの複雑なクラスタやもっと珍しい機能を示す、そのままで即動く65以上の例 を提供している。
HornetQは、柔軟性を大事に設計している:エレガントで POJOベースの設計 により、サードパーティへの依存性を最小限にしている:HornetQを単独のメッセージングブローカとして走らせたり、気に入ったJ2EEアプリケーションサーバに統合して走らせることもできるし、自分のアプリケーションに組み込んで動かすこともできる。あなた次第だ。
HornetQは、パフォーマンスを大事に設計している:我々のユニークな非常に高パフォーマンスなジャーナル により、これまでにない永続的なメッセージングパフォーマンスを実現している。Linux上で動いていれば、自働的にネイティブモードに切り替わり、非同期IOを使って、ディスクへの書き込みスピードを最高にする永続的なメッセージングレートを提供する。我々の着脱可能な転送システムは、 JBoss Netty をそのまま使っていて、ネットワーク上で、最高のパフォーマンスとスケーラビリティを提供している。
HornetQは、JBossのアプリケーションサーバに統合できるが、 単独のメッセージングサーバとして走ることができる:
HornetQは、JBossのアプリケーションサーバのどのコンポーネントにも全く依存していない、実際、HornetQは、コアJDK以外のライブラリに全く依存していない。
HornetQは、JMSプロバイダとして、簡単にJBossのアプリケーションサーバに統合できるが、JBossのアプリケーションサーバの外で、完全な機能を備えた、全く独立した単独のメッセージングサーバとしても動作できるし、あるいは、お好みの依存性注入のフレームワーク、例えばSpring やGoogle Guiceの中で、実体化することもできる。
このプロジェクトのwikiには、 今回のリリース含まれる非常にたくさんのフィーチャが載っている。
FAQの中で、 HornetQとJBoss Messsaging 2.0との関係について以下のように説明している:
この2,3年の開発の間、JBoss Messaging 2.0の名前でHornetQのコードベースは、開発された。
我々は、名前を変更して別の独立プロジェクトとにすることにしました、JBoss Messaging 1.xとはたくさんの点で違いますし、2つの非常に異なったシステムを混同されたくなかったのです。HornetQの大部分のコードベースは、JBoss Messaging 1.xのとは、違っています。
では、JBoss Messagingは、今どうなったのか?JBoss Messaging 1.xは、引き続きJBoss Messagingの名前が使われ、プロジェクトはメンテナンスだけを行い、すべての新しいメッセージング開発は、HornetQプロジェクトで行われます。
JBossは、HornetQをクラウドでもっとも使われるメッセージングプロバイダにすることを目指していて、相互運用可能なメッセージングのためのRESTfulスタイルのAPIを実装します。HornetQは、またAMQP やネイティブなSTOMPサポートを実装して、真のマルチリンガルなメッセージングシステムになります。
HornetQは、 Apache Software License バージョン 2.0 に従ってライセンスされるが、例外的にいくつかのファイルが再ライセンスできないとJBossが、言っており LGPL のもとでのライセンスのままで、JBossは、いずれそれらのファイルについてもASLライセンスバージョンを供給したい意向です。
プロジェクトのwebサイト や wikiに、HornetQについての情報がもっとある。 また 数分でHornetQをテスト的に動かせるような短いガイドもある。