JRubyコミュニティは、SunのJRubyチームのCharles Nutter氏、Tom Enebo氏とNick Sieger氏がEngineYardに加入した、というニュースで騒然としている。Charles氏とTom氏の二人はフルタイムでJRubyの仕事をしていて、Nick氏はWarblerのようなツールなどを作っていたが、主にはSunのプロジェクト Kenaiで、webのフロントエンドにJRuby と Railsを使うプロジェクトで仕事をしていた。
まずは、この移籍についてのつぶやきの簡単なスナップショットを見てみましょう。
EngineYardの Ezra Zygmuntowicz氏:
ニュースは早くにでてるようです。jrubyチーム全3人はsunを離れEngine Yardにやってきます。みんな、ようこそ!
ちょっと早くにニュースがでています、最高! @nicksieger, @headius と 私はEngine Yardに向かってます。これはJRubyと EYにとって、とても良い移籍になります。
私と、@tom_eneboと @nicksieger はEngine Yardに行きます! そこで待ってくれているみんな、ありがとう! http://ru.ly/i4
Computerworldも記事にしている。 EngineYardは最近JRubyホスティングサポートの追加についてアナウンスしている。それは公式な Ruby 1.8.6メンテナでもある。
一方で、JRubyのパフォーマンス改善は続いている。Ola Bini氏は Yechtという新しいYAMLパーサを書いている。YechtはJRubyの以前のYAMLサポートより速い:
今のYechtはスキャニングが20倍速く、パースが15倍速いです。今はSyckの2倍ぐらい速くなっています。
Yecht は既にJRubyのtrunkに統合されていて、そして古いYAMLサポートと入れ替わっている。
変更: 訂正 - Ola Bini氏はコメントで指摘している: Yechtは以前のYAMLサポートより絶対速いというわけではありません、しかしメモリの使用量は少なく、よりMRIのYAMLサポートと相性がいいです。
JRubyを手でインストールしたり、必要な環境をすべてセットアップしたくないJRubyユーザはラッキーかもしれない。jruby-dev listでの議論はをBitRockのDaniel Lopez氏によるWindows、MacOS X、Linuxのインストーラのプロトタイプ作成につながった。BitNami JRubyStack とGitHub:FIはBitRockインストーラとバンドルされている。
最後に、OSGiコンテナでの動作に困っているJRubyユーザはJRubyとOSGiを一緒に機能させるためのTommy McGuire氏のソリューションを見ることができる。