アジャイルチームが伝統的な(アジャイルではないと読む)パートナーやベンダー、サプライヤーとペアを組み、そちらへ外注すると、パラダイムの違いからお互いのチームが多大なエネルギーを浪費するのは非常によく聞く。今月、私たちはScrumDevelopment listでの議論をレポートした。実践者が金額が固定されている入札をする場合、どう(そして金額が固定されていなかったとしても)要求に対して反応するか議論された。一方、長い間実践者がこのトピックについて学んできたことを引き出し、アジャイルチームをひきつけるよりよいRFPを作成するための方法の提供をした。最近Scott Ambler氏は「RFPのアジャイルなやり方、調達部門をやっつけろ(原題:RFPs the Agile Way -- or -- Fear and Loathing in the Procurement Department.)」という題で記事を執筆した。
とはいえ、アジャイリストの多くは固定価格(暗黙的にはスコープも固定)の契約は効率が悪く、本質的ではない調子だとし、多くのプロジェクトがこういった環境の下で実施されると考えている。Ambler氏の卓越した視点からプロセス全体の現実を眺めてみると、RFPを書くことはサービスの提供者からの回答ばかりではないことがわかる。
まず外注時のアジャイルな取り組みがもたらすよいニュースは、アジャイルなプロジェクトは見通しをよりよくできるので、チームがステークホルダーにたいしてより容易な運営をもたらします。悪いニュースはこのニュースレターのトピックで取り上げたように、アジャイル開発の現場で実際に起きていることをRFPに反映できると当然のように思い込むことにあります。
そう、ここに最も重要な問題がある。RFPには、しばしば反復を排除するように、その時その時に見積もるように、そして多くのアジャイルチームが顧客に反応さえしないように書かれることがある。そのキーは、サプライヤーが要求から仕様にしたものは全てよく書けている事を基本的な前提としているところだ。Ambler氏はよくしられるこの問題をまとめた:: "顧客が何を求めているのか正確に定義することはできません。だから彼らは長い間維持でも要求を変更し続けます。だから事実上サプライヤーが的確な提案を提供することは不可能です。かすりもしません。" Ambler氏はこの茶番を道義に反しているとした。そしてクライアントに対して公正であれ、アジャイルなサプライヤーは顧客に、より効果的に、さまざまなやり方のオプションとして示し、トレードオフとリスクについて顧客を教育しよう、と提案した。
しかし、最初に戻ってみよう。問題の根に近づいてきた。この記事ではAmbler氏がRFPを書くことに立ち向かっている。:
... あなたの組織の中のどこかで、実のところ誰かがこういった立場にあるのが現実ではないでしょうか?だからもしあなたのやり方をかえることができなかったのなら、このニュースレターを彼らにメールしてください。そして彼らに私が記述したアジャイルな戦略についてどう思うか、尋ねてください。もしあなたは最初の一歩を踏み出さないのなら、調達方法を改善できません。
Ambler氏はいくつかの基本的な原則: アジャイル宣言、ソフトウェア職人宣言、そしてリーン開発による統治を適用することを示した。(この記事では最後に、これらの他の記事を読むことを含んでいる。)そして彼は概要を示した。RFPが事実上アジャイル開発チームのサービスがもたらすものになんと似ているのでしょう。"固定価格・固定スコープ"を、リスクを共有する戦略と、サプライヤーの"時間とリソースの割合を低く抑える上、高い品質でリリースを続けられ、潜在的にリリース可能なソフトウェアであるというボーナス付きの方法"に置き換えることを提案した。
Ambler氏は彼の戦略によっていくつかの潜在的もチャレンジがあり、苦しむことを認め、しかし率直に、また公正に強く乗り越えられると断言した。
- サプライヤーは普通、社員にベンチを暖め続けさせない。...だから前もってプロジェクトを開始する(特にもし顧客の決定により進捗を遅くしている場合)のは正しいとするのは大変だ。顧客に正当な期待と関心を寄せることと、おとり商法は警戒させることを助言した。
- 顧客が決定するために、プロジェクトの政治活動にどうかかわり、どういった活動をおこなうか、説明する責任がある。干渉しないなやり方との大きな違いは、以前行っていたことかもしれない。(Ambler氏は"仕事を外注するにおいて、彼らの活動を監視し、プロジェクトを操縦するという干渉する戦略を立てたこと"があった。これは一見するとお金を使わないやりかたに見える。しかし、プロジェクトがレールを外れた時のリスクは高すぎる。)
今、このリストに価値はある。開発者は一般的に(本当に)どうやってRFPを書いたらよいのか知らない。そして、調達部門はJUnitからJiraについて知らない。Ambler氏のリストを基に議論をすることで、プロセスの中にフィードバックすることを実現するだけではなく、重要な情報を彼らにを支払うことで組織のために価値をもたらす。Ambler氏はチームは彼らの調達部門のスタッフと協調していく他、この原則を拡張することでより開かれた会話をする方法を見つけられると提案している。
調達にかかわる人たち・・・はとても頭がよく、手順が守られていないことをよく知っている。運の悪いことに彼らはRFPのやり方を変えることにしばしば力を奪われていると感じる。なぜなら彼らの管理に反抗し、押し返され、また彼らはサプライヤーが一緒に仕事するとしてもアジャイルなマナーの中で仕事したくないと信じるからだ。
アジャイルチームは、前世紀中、製造業が見つけたものと同じものを発見している。あなたの家にある窓を一度直そう。それは本当に成功に導くだろう。そして近所の人が直すのを助けよう。この例では内部の調達の人たちだ。RFPが含んでいるものは何か、という記事の全文を読もう。あなたのプロジェクトがアジャイルチームにひきつけられるだろう。