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SOAコンソーシアムがビジネスとITの溝を埋めるために商標を変更

原文(投稿日:2009/10/16)へのリンク

ビジネスとITの溝を埋めることは、いつも SOAイニシアチブの多くのスポンサにとって、大部分は、夢物語だった。 Business Ecology Initiative (ビジネス エコロジー イニシアチブ、BEI)によれば、その目的は、技術やデータ指向の見方からビジネス利益、プロセスそして役割に最適化することにイニチアチブの焦点を定め直すことである。ビジネス駆動ITを育てることが、この溝を埋め、ビジネスのエコシステムを作り出す唯一の方法である。

BEIがその統括組織である、SOAコンソーシアムは、最近SOA/BPMコンソーシアムと商標を変更した。我々が既に知っているように、なぜ SOAは死んだのかが非常にはっきりとしてきた。BPMとSOAについて非常に多くのことが書かれてきた。2つが 相乗効果を持っているのは明らかである。 しかし、ベストプラクティス、役割、プロセスをはっきりさせてこなかったことが、BEIが取り組もうとしている挑戦のひとつである。ビジネス駆動ITの成功のために、BPMとSOAの溝を埋めること、

SOAは、ビジネスプロセスを捉え、これらを拡げてこれまでにない能力を得ることを支援する、アーキテクチャを作るために、技術ベースの手法をとる。一方BPMは、技術を含むことも含まないこともあるプロセスマネージメントの手法をとる。ビジネスとITは、より緊密な関係を作る必要がある。そのため、新しい支持グループは、組織がSOAの技術指向の側面と、ビジネスプロセス マネージメント(BPM)のビジネス焦点とを組み合わせる、のを助けることに集中するだろう。それらがいっしょに、(プロセスへのサービス指向な手法を支援するアーキテクチャという)技術要件とビジネス エコロジをサポートするこれらのプロセスのビジネスマネージメントとをひとつにする、環境を作ることができる。

報道発表では、SOAコンソーシアムの事務局長である、Richard Mark Soley氏は、コンソーシアムの歴史、ミッション、そして新しく名前を変えたSOAコンソーシアムがいかに働くグループとして活動し、 “ビジネス エコロジー”にインパクトを与えるかを詳しく語った。

SOAコンソーシアムが始まったころは、SOAは、もっと傍流の方法論で、ほんのわずかな組織が成功しているだけで、ビジネス戦略全体の中の受け入れられた部分というわけではありませんでした。3年後、全体的なビジネスと技術の戦略を強化するためにSOAの原理を使っている、大企業や小企業を見ることになりました。我々は、ビジネス エコロジーに向かって進んでいるのです。いっしょになったBPM/SOAコンソーシアムは、これからもビジネスコミュニティと協働して、いかにSOAが、ビジネスを最適化する取り組みの中で重要な部分となりえるかを示すことになるでしょう。

EbizQの記事によると、 BPM/SOAコンソーシアムは、金融サービス、旅行、製造、小売、電気通信業界のFortune 200社を含んでいる。スポンサにはAppian, IBM, MegaPractical とSPARX Systems, Incがおり、出場企業には、Fortune 1000社、主要な政府機関や非政府組織が入っている。更に詳しく知りたければ、 www.omg.org/consortiumsサイトを見てください。

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