アジャイルコミュニティの思慮深きリーダーたちが、ソフトウェアの型 - 体にしみこむまで特定の練習を行う方法 - についてかなり語りはじめている。ここ数週間にわたって、型について論じているブログの投稿やサイトは増えている。Robert Martin氏はそれを"パフォーマンスアート"であると呼ぶくらいにまでなっている。あなたは型を自分のソフトウェアツールキットに取り入れるべきなのだろうか?
およそ2年ほど前、InfoQでは幅広い話題 - そこには型も含まれている - に関して"達人" Dave Thomas氏にインタビューを行った。型は、記憶することを目的とした訓練の集中的な手順である。それぞれの型は特定の問題の解決策となっている。例えば:ボウリングのゲームでスコアを記録するものや、数字をLCDの形式に変換するもの、そして、素因数を見つけ出すものなどがある。
先週の初め、Uncle Bob氏は型に関するいったい型のどこがばかげたものなのかというタイトルのブログの投稿において型について 書いている。そして、10月の中旬には、Corey Haines氏とソフトウェア職人コミュニティの人たちがkatas.softwarecraftsmanship.orgという毎週いろいろな型のスクリーンキャストを投稿するサイトを立ち上げた。
そこにさらにもう一歩踏み込んでみてみると、Uncle Bob氏は彼の最新の型を投稿しており、その中で彼は花のデュエットという歌に合わせて素因数を見つけるソリューションを構築している。彼は記事の中で、プログラミングをパフォーマンスアートになぞらえながら、次のように述べている:
実際、熟練し十分に訓練された武道家が型を演じるのをみることは美しいことなのです。そして、そこから私は考え始めました。どうして武道家はそのような手順を芸術として演じられるほどまでに情熱的に訓練するのだろうか、と。
その後で、彼は次のように続けている:
熟練した武道家が演ずるのを見てしまうと、彼と戦おうとは思わなくなるはずです。その実演は熟達していることのデモンストレーションであり、そして現実化なのです。
そしてさらに…どんな武道家もステージの上で演ずることができるようになるために武道の訓練をしたりしません。武道家は護身の技を自ら完璧にするために訓練に励むのです。訓練を演じることができるという事実は、(喜ばしい)副作用なのです。
あなたはどんな方法でコーディング技術を訓練するだろうか? 型や、あなたが作業している詳細に関するスクリーンキャストをつくったことがあるだろうか? あなたが使ってるお気に入りのサイトや型はあるだろうか? 下のコメント欄で私たちに教えて欲しい!
(この投稿をDeborah Preuss' European XPDaysツアーの間に書いてくれたCory Foy氏に感謝する。)