昨年、OracleがSun Microsystemsの買収を計画していることを発表した際、JavaOne 2009が最後のJavaOneになるのではないかといううわさが飛び交った。多くの開発者やジャーナリストたちは、Oracleが2008年にBEAを買収した際に、BEA WorldをOracle OpenWorldカンファレンスに組み入れたように、JavaOneもそうなってしまうだろうと推測していた。実際、Sun MicrosystemsのWebテクノロジディレクタのTim Bray氏は、昨年のカンファレンスで"記者室の総意:これが最後のJavaOneである"と発言していた。
しかしOracleは、少なくとも今年については、JavaOneをOracle OpenWorldとは別のイベントとして同時開催すると決定した。Webサイトによれば、開催期間は2010年9月19日から23日とのことだ。
今年のカンファレンスのカリキュラムでは、原点に立ち返り、Javaの技術やJava関連のエコシステムだけを取り上げます。
このサイトでは、スピーカーを選定する際には、その分野の専門家であり、かつプレゼンテーション能力も有していることを重視するつもりであるとも述べられている。
スピーカーは下に挙げたトラックのどれかに応募することができる。
- コアJavaプラットフォーム
- Java SEとデスクトップJava
- Java EEとエンタープライズアプリケーション向けJava
- JavaFXとリッチユーザエクスペリエンス
- Java MEとモバイル
- デバイス、カード、TV向けJava
- Javaの未開拓分野
応募締め切りは2010年3月14日だ。
また、Oracleはインドや中国といったところでもイベントを行い、JavaOneをグローバルなカンファレンスにしようと計画しているようだ。