Windows Mobile 7の開発ストーリーが公開された。思っていた通り、Windows Mobile 7はSilverlight、XNA、Flashをベースにしている。ちなみに、このプラットフォームではマネージコードしか実行することができない。
年々、ネイティブコードに対するより高度な攻撃が現れているので、MicrosoftがWindows Mobile 7でネイティブコードをサポートしないことは驚くに値しない。このプラットフォームは、SilverlightやXNA、Flash(Tim Andersonによれば)で作られた、サンドボックス化可能なマネージアプリケーションしかサポートしない。FlashのサポートはAppleよりも優位に立つために顧客要求に応じたもので、SilverlightとXNAが本当の主役である。
Windows Mobileは根底でまだ.NET Compact Frameworkを使っている。これはLINQ、分離ストレージ、Windows Communication Founcationのようなコアサービスをサポートしている。その上、センサー、ネットワーク、メディア、サウンドといった共通サービスもサポートする。
今後、開発者は厳しい決断をしなければならない。アプリケーションではSilverlightとXNAのどちらかを使えるが、両方を使うことはできない。加えて、前述のXNAサウンドやXNAメディアライブラリのような、共通サービス層に配置された機能は、2つをミックスして使うことができない。