Google Summer of Code (GSoC)は2005年から開催されており、具体的に明確に規定されたプロジェクトに取り組む学生たちに対して資金援助し、OSSプロジェクトのメンターらが指導するというイベントだ。
GSoC 2010がもうすぐ開催される。スポンサーにはOSS団体が名を連ねている。
動的言語に関連するプロジェクトもたくさん参加しており、次のようなメンター組織が受理されている。
- Python、例えば、Unladen Swallow、CPythonなど各種プロジェクト
- Smalltalk (ESUG)、Javascriptで動作するSmalltalkやSmalltalkからNewspeakへのコンバータを実現するプロジェクトなど
- Caja、JavaScriptの安全なサブセット
また、Rubyに関連したプロジェクトのアイデアを提案しているプロジェクトもある。例えば、次のようなものがある。
- Sunlight Labsが提案しているRubyで構築したNational Data Catalog
- RubyベースのPuppetの拡張
- Encyclopedia of Lifeにおける、いくつかのRubyおよびRuby on Railsプロジェクト
- BioRubyの新機能とBioRubyのRuby 1.9.2サポート
- 仮想化のセットアップを管理できるようにするOpenNebulaプロジェクト
その一方で、EngineYardはRubyCentralとともにRuby Summer of Codeを開催することを決めた。このプロジェクトはスポンサーの支持を集め、20のプロジェクトを支援するのに十分な資金を得ている。メンターの募集は今週末までで、学生の募集は4月5日から始まる。すでに可能性のあるRailsに関するプロジェクトとJRubyに関するプロジェクトのリストがある。