APLNはアジャイルのユーザグループの組織化を支援したり、アジャイル関連のカンファレンスであるLeadership Summitの運営を支援している団体だ。この非営利団体は最近になって新たな委員を選出し、組織の目的を再設定して、新たな戦略と計画を発表した。
アメリカのBayAPLN、Agile Austin、Agile Bostonのような巨大なアジャイルユーザグループはAPLNに関連している。同団体の共同委員長である、Jim Highsmith氏とJulie Chickering氏の発表によれば、7月17日と18日に開かれた委員会の結果、次の変更が行われることになった。
来年の役員は、委員長がRobbie Mac Iver氏、副委員長がDavid Chilcott氏、書記にDerek Wade氏、財務担当にCesar Idrovo氏となった。Jim HighsmithとJulie Chickering、委員のRose Anton氏、Linda Cook氏、Todd Little氏、 Pollyanna Pixton氏が退任となった。
また、APLNの活動は次の4つに注力する。すなわち、仲間同士をつなげる、事例とストーリーの開発、アジャイルの方法の教授、1年間に2回のLeadership Summitの開催。
そして、APLNは個人の会員費を廃止して、企業会員やスポンサーからの会費獲得に取り組んでいる。カンファレンスもそのカンファレンス自体の参加費で開催しようとしている。
APLNは事例とストーリーの研究と蓄積を行い、その結果をウェブに公開することを計画している。また、"Being agile" 対 "Doing agile"の問題にも取り組む。まずはウェブサイトにティップスを公開する予定だ。
そして最後の戦略はSQEと平行してAPLN Leadership Summitを開催していくことだ。
最後に、会員の資格をメーリングリストからNINGのウェブサイトへと移行する。www.apln.orgでさらに詳細を確認できる。