Instantiations(昔の名前を引き継いでSmallTalk のグループを残した)からJavaのツール開発 部門を買収して、Googleは、Google Web Toolkitプロジェクトの一部として、無料のツールをリリースしたばかりだ。
Instantiationsを買収した一番の理由は、GWT Designerで、なぜこれがGWTプロジェクトの一部であるかをよく物語っている。しかし、同じ技術をベースにした他の製品も含まれている,その中には、WindowBuilder Pro (昨年のEclipseAward 受賞)、 WindowTester ProとCodePro AnalytiXがある。これらは、すべてEclipseプラットフォームをベースに開発されているので、どのEclipseベースのIDE(あるいは、ランタイム)でも、その新しいフィーチャを利用することができる。
製品のライセンシングは、標準の Google Accounts Terms of Service だ,と言われており、バイナリの形式では、無料でリリースされるが、オープンソース化されるかどうかのニュースはない。とにかく、Eclipse Foundationの Mike Milinkovich氏が言うように:
Java開発者には、クリスマスが今年は早く来たようなものです。今日、Googleは、 Instantiationsを買収して得た、いくつもの重要な資産を無料で出す、とアナウンスしました。
Java開発者には、一大事ですよ。これらは、プロ品質のツールで、 Instantiationsは、これらで長年,非常に良い商売をやってきました。それがタダなんですから、最高です。
これは、またEclipseにとっても大事です。これらのツールによって、Eclipseプラットフォームを使っている開発者の生産性は、グン、と上がりますから。最も明白な例は、GUIを作る領域ですね。率直に話します と、Eclipse上の「無料の」GUI作成ツールは、長い間、欲しくて仕方ないものでした。このツール スィートが無料で入手できことは、Java開発者のコミュニティに対して、Eclipseプラットフォームの価値を増すことに他なりません。そして Swing, SWTと GWTのサポートにより、その中で自分の要求に一番合う、JavaベースのUIフレームワークを使うことができます。
しばらくは、NetBeans の方がいいビジアル編集ツールを Matisseによって、サポートしてきたのは真実ですが、 Instantiationsのツールは、素晴らしい、と考えられてきました。それは、製品品質の面ばかりでなく、異なったシステムに対してもUIを生成できるからです(SWTを含んで、このUIツールを使うと、Eclipseで、そのプラットフォームに合ったユーザインタフェース ウィジェットを生成してくれる)。
最後に、 Instantiationsは、UIツールキットだけで有名な会社ではない; CodePro Analyticsは、コードベースに対して、すばらしいソフトウェアコードスキャン行ってくれる、そして、WindowTester は、GUIアプリケーションの(SWTとSwingを含んで)Java UIを自動テストするものである。
詳細は、該当するGoogleのページを参照のこと、再出荷のアナウンスに以下のように記載されている:
- GWT Designer
強力なEclipseベースの開発ツールで、Java開発者がGoogle Web Toolkit (GWT)を使って、すぐにAjaxユーザインターフェースを作ることができる
- CodePro AnalytiX
包括的な自動ソフトウェアで、コード品質とセキュリティの分析ツールで、ソフトウェアの品質、信頼性そして保守性を改善できる
- WindowBuilder Pro
JavaのGUI デザイン ツールで、Swing, SWT, GWT, RCP, そして XWT UI フレームワークに使える
- WindowTester Pro
Javaのリッチ クライアント アプリケーションの中で、 SWT と Swing UI フレームワークのGUI のやりとりをテストする