マイクロソフトのjQueryの内包によって、彼らが作った他のJavaScriptライブラリになにが起きるのか。ASP.NET AJAXは、新しいASP.NET Ajax Libraryのバグが修正されるまで継続してサポートされることがわかった。直近のMIXの記事において, Dave Ward氏は、状況を明らかにした。
最初に少し振り返ってみよう。マイクロソフトのAJAXライブラリへの試みは、2005年の後半にコードネームAtlasで開始した。2007年1月にASP.NET AJAXの最初の製品をリリースした。同年の11月には、ライブラリは、単独ではなくASP.NET 3.5の一部に昇格した。後続バージョンは、ASP.NET 4.0と共にリリースされた。UpdatePanelコントロールを中心に多くの機能が提供されおり、開発者の関心を失っているが、サポートは継続されるだろう。
ASP.NET AJAXは、Ajax Control Toolkitと平行してリリースされていた。CodePlex上でリリースされており、少量かつ、まれにバグフィックスがリリースが継続されている。Dave Ward氏によれば、多くの機能は、jQueryとjQuery UIで利用可能であり、将来性は不確定だと言う。
Microsoft Ajax Libraryは、ASP.NET Ajax Libraryとしても知られている。Dave Ward氏曰く、
AJAX Control Toolkitの最新バージョンと共にひそかに“リリースされていた”このライブラリでは、廃止されたもの、廃止予定のものは、いかなる種類であってもマイクロソフトによってサポートされていません。これは、今後の発展やバグフィックスを受けることはできないため、これからは使用するべきではありません。
彼は、「もし、あなたがDataViewやSys.requireなど現在では古くなったASP.NET Ajax Libraryを使用している場合、jQueryベースのものへの切り替えを検討するべきです。」と続けた。