Microsoftのpatterns&practiceチームは、PRISM 4 Drop 9 と呼ばれる複合アプリケーション ガイダンスの最新版をリリースした。ライブラリ、リファレンス実装、そしてクィックスタートのコーディングが完了している。
PRISM (PResentation Integration SysteM)は、以前 Composite Application Guidance for WPF and Silverlight として知られていた、 Microsoft のpatterns&practicesプロジェクトで、アーキテクトや開発者が、複雑なフロントエンドのWPFやSilverlightアプリケーション書くために必要なガイダンスを提供している。これには、再利用可能なライブラリ、リファレンス実装、クィックスタート、(ハンヅオン)ラボ、そしてドキュメントが含まれている。
幾つかのパターンを利用して作られている:
- コンポジット ユーザー インターフェース パターン:
- コンポジットと コンポジット ビュー
- コマンド
- アダプター
- モジュール化パターン:
- 分離されたインターフェースとプラグイン
- サービス ロケーター
- イベント アグリゲータ
- ファサード
- テスト容易性 パターン:
- 制御の反転
- 分離されたプレゼンテーション
Microsoft は、今年、2つのメジャーなバージョンをリリースした:PRISM 2.2は、 Visual Studio 2010 と Silverlight 4 をサポートしている。PRISM 4 CTPは、他のフィーチャに加えて、Model-View-ViewModel Reference Implementation (MVVM RI、MVVMのリファレンス実装)、 MVVMクィック スタート、そしてAPI文書。PRISMにバージョン3は、ない、おそらく.NET 4.0、Silverlight 4 などに合わせたのだろう。
最新アップデートのPRISM 4 Drop 9には、幾つかの変更があり、例えば:
- Prism ライセンスが Microsoft patterns&practices ライセンスに代わった。詳しくは、http://compositewpf.codeplex.com/licenseを参照。Prismのルートフォルダに EULA.txt も含まれた。
- Prism Library 4.0のコードベース、リファレンス実装そして QuickStarts のコードが完成した。
- ViewInjection と ViewDiscovery QuickStarts が合体し、単純化されて、UIComposition QuickStartという一つのクィック スタートになった。
- バグ修正
- StockTraderRIをMEFに変換し、MVVMガイダンに合わせてアップデートした。
PRISMは、Windows Phone 7 開発をサポートする計画であるが、現在のところまだ、何もリリースされていない。
PRISMの最新版には、VS 2010、.NET Framework 4.0と Silverlight 4が必要である。