Googleがmod_pagespeedをリリースした。これは、Apache HTTPDがウェブページを出力する速度を上げるためのモジュールだ。HTTPキャッシュが扱えるメッセージを加えることで、そのページをホストしているウェブアプリケーションに一切変更を加えることなく、倍のスピードになるとされている。
ブログでの発表ではいくつかの最適化について説明されており、そこにはラウンドトリップタイムの最小化やキャッシュの最適化、ペイロードサイズの最小化などが含まれている。このモジュールはGoDaddyやコンテンツ配信ネットワークであるContendoを通じて本格展開されている。
このスピードの最適化は多くのフィルタによって実現されるが、それぞれは個別に有効にすることができる。
- HTML、CSS、JavaScriptをオンザフライで縮小(Minify)し、後続のリクエストに対してはそれらのファイルを送り返す(この処理には、コメントやホワイトスペース、不要な引用符の除去が含まれる)。
- 複数のCSSファイルを結合して、単一のCSS配信用コンポーネントにする。
- CSSをHTMLファイルのHEADにマージする。
Cache-Control
のようなキャッシュ用ヘッダを、キャッシュされないコンテンツに追加する。data:
URLスキームを使って小さい画像をbase64形式でインライン化する。- 大きな画像を縮小し、HTMLドキュメントで指定されたサイズの画像と1対1で対応するものを提供する。
Googleはスピードの違いを示すYouTubeのビデオを公開している:
mod_pagespeed
による拡張についてどう考えますか?使いますか?