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Apache Software Foundation が JCPから脱退

原文(投稿日:2010/12/09)へのリンク

Apache Software Foundationは、JCP Executive Committee とJCP全体から 脱退すると発表した 。JCPとApache Harmony に対するTCKの論争に関する 以前の声明から、この動きは、ほとんどの観測筋から予想されたことだった

彼らは、10月に「JCPは、もはや信頼できる仕様と標準の団体ではない、と思う」と言って辞めた Doug Lea やずっと最近に、Java SE JSRに反対票を投じた Tim Peierlsの脱退に従ったものである。

広く予想されたことであるが、この決定が目の前の特別な問題に光を当てることになった。Oracleは、「JSPAのもとで自分たちの責任を果たすことができなかった」。すなわち納得できる、公平なJava SE TCKのライセンスを提供できなかったわけである。実際、裁判で、Oracleは、最近、オープンなTCKに関して、彼らは、Apacheをサポートしていたことを認めた 。一方、裁判で彼らは、「資格のある大学、カレッジ、非営利組織と個人に対しては、無料で提供したし、提供している」と主張している。

Apacheは、JCPの完全性は、修復不可能なほど傷ついている、と主張して、締めくくった。

Apache Software Foundationの結論は、JCPは、オープンな仕様化プロセスではない、ということである。Javaの仕様は、プロプライエタリな技術で、スペック リードがどのような条件を選ぼうが、それに従って、スペック リードから直接ライセンスを受けなければならない。唯一の会社、Oracleの商業的な関心によって、エコシステムの透明な管理は、増々ひどく妨げられ、偏ったものになっていくだろう。ユーザが専門家メンバーあるいは、スペック リードによってIP訴訟から守られるような、オープンソース ライセンスのもとで、JSRの独立な実装を配布することは、不可能である。最後に、ECは、JCPの管理プロセスで、彼らの役割の基本的な権限を主張したがらないか、できないのである。

要は、ECも Java Community Processも両方共ダメ。

Oracleによる Apacheの脱退に対する応え は、彼らは、Javaを前進させなければならないし、戻ってくることを望む、というものである。

Oracleには、Javaを前進させ、何百万のJava開発者と大多数のExecutive Committeeメンバーによる同意のために、Java標準の一貫性を維持する責任がある。我々は、Apacheがその立場を再考して、Javaを前進させるプロセスの一部であり続けることを強く希望する。ASFとASFによる多くのオープンソース プロジェクトは、全Javaエコシステムの重要な部分である。

しかし、このニュースは、たちまち#JCPisDeadというツィッターで広まった。ほとんどが、Apacheの発表を再ツィートしたものである。何人かは、 JCPは、死んだ。。。Oracleが殺した、と言っているだけだ。

そして、JCPは、死んだ。。。残ったのは、ゾンビだけで、Javaエコシステムの通りを彷徨っている。脳みそを求めて。。。

Oracleの手詰まりは、変わりそうにないので、 Apache Software FoundationもJCPに戻ってきそうもない。今では、どのような事件も誰かのでっち上げだと考えられているが、Hudsonに関する行き詰まりHudsonのトレードマークに対するOracleの間違った主張は、Oracleに対する敵対感情が増加していることを反映している。ある者は、Oracleが参加していないことが、プロジェクト品質の目安である、と考えてさえいる。

結局、OracleによるSunの買収は、収益を増やすために、格安品を買ったようなものだった。コミュニティがJCPとOracleの TCKの罠から離れることによって、Oracleは、Javaとコミュニティをとことん使って、短期の利益を得ることに、もっと興味を持っているようである。不幸にして、コミュニティは、技術の世界では、強力な移住者になり得る。最近の SpringSource の成長とVMwareによるその買収を見るといい。これは、素晴らしいコミュニティ構築と、そのための製品への出資によって起きたことである。

Oracleには、まだ糸口がない ようであり、係争中の Googleとの訴訟は、経済的な見地から利益を上げることのみに、焦点を当てようとしているのである。

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