先週末、マイクロソフトのパターン&プラクティスチームは、Windows Phone 7開発者ガイドの最終バージョンをMSDN上で公開した。このガイドでは、Codeplex上にオープンコミュニティを立ち上げて、1年の間に5000回以上もダウンロードされている。このサンプルの目的は、Windows Phone 7クライアントアプリケーションをWindows Azureバックエンドに接続することである。
シナリオは、以前のWindows Azure開発者ガイドにも登場した架空の会社Tailspin社に組み込むものである。今回この会社では、Windows Phone 7クライアントアプリケーションを既存のクラウドベースのアプリケーションに対して作成することを決定した。
シナリオには、以下のものが含まれている。
- Widnwos Phoen 7の紹介 - プラットフォームとSDKの概要
- Windows Phoen 7アプリケーションのデザイン - Windows Phone 7アプリケーションの計画とアーキテクチャ
- Tailspin社のシナリオ - Tailspin社とそのアンケートアプリケーションの解説
- モバイルクライアントの開発 - Windows Phone 7上でのMVVM実装の仕方を含むアプリケーション開発ステップ
- Phone上でのサービスの利用 - Phone storeとデータ操作、アクティベーションの管理とサーバーとの同期
- サービスへの接続 - 認証、データのダウンロード、プッシュ通知、サーバー上でのデータフィルタリングのようなAzureサービスの利用
- Windows Marketplaceの操作 - Windows Marketplaceを通じたアプリケーションの配布と販売
クライアントアプリケーションの先について、ガイドでは、リモートサービスとの統合について、アンケートの設計と実装を通じてなぜ開発者がその決定をしたのかについて議論されている。開発者ガイドは、おそらくMSDN上で無料で閲覧できるか、MS Pressから書籍かebookとして出版されるだろう。