Microsoftは、HTML 5とCSS 3開発をサポートするExpression Web 4のアップデートをリリースした。Service Pack 1Microsoftは、HTML 5とCSS 3開発をサポートするExpression Web 4のアップデートをリリースした。
Expression Web 4は、MicrosoftがAdobe Dreamweaverと競合することを意図した製品だ。どちらの製品も主なターゲットはWebデザイナだが、開発環境もサポートしている。DreamweaverはCodeFusionやActionScriptといったAdobe社の技術に焦点を合わせているが、Expression WebはASP.NETを提供している。両製品は、巨大なPHPマーケットの獲得を狙っている。
コードビューでHTML 5を修正する際、SVGエンティティを除き、デザイナーはMicrosoft IDEのコードを補完を利用することが可能だ。デザインビューでは、canvasとsvg要素が機能しない。これは、canvas要素がデザインでは重要な要素として利用されるためである。
CSS 3については酷い出来だ。“CSS 3 ドラフト”モードを有効にすることは可能だが、コードビューをサポートするのみだ。現在、CSS 3は40の異なるモジュールが存在するが、Microsoftはどれを取り込んでいるかは明確にしていない。デザインモードでは当然CSS 3をサポートしていないが、IE 9でサポートするかどうかすら検討中なのは驚きだ。