Unity technologiesは、3/1に、人気のゲーム開発ツールであるUnityがAndroidをサポートする、とアナウンスした。価格モデルは、iOS用と同じで Unity Androidが400ドルで、Unity Android Proが1500ドルだ。このリリースによって、既存のUnityプロジェクトは、簡単にAndroidにポートできる。当然、統合された物理、オーディオ、レンダリング、スクリプティングのツールの全てが入手できる
Unityプラットフォームの3Dエンジンには、遅延レンダリングのような高度なフィーチャが入っている。Unityは、ライトマッピングのサポートを Beastで統合し、これによって簡単に大域照明ができる。物理は、 NVIDIA® が提供しているPhysX® 次世代物理エンジンで、 Age Of Empires III, Medal of Honor: Airborne, Tom ClancyのRainbow Six Vegasのようなゲームに使われている。
Unityは、fmod オーディオ ツールセットを使っている。この中には、ライブ プレヴュー、 Ogg Theora ビデオとOgg Vorbisオーディオファイル用の Instant-onストリーミング、完全なスクリプティングAPIを持った拡張オーディオフィルターが入っている。JavaScript, C#, Boo版Pythonが.NETライブラリにアクセスできる相互運用可能なスクリプティング言語として、使える。
Unity technologiesは、パフォーマンスを最高に出すために、 Nvidia や Qualcommのようなハードウェアメーカーと直接協業している。Androidランタイムには更なる最適化を行ない、高品質なパフォーマンスとフルサウンドを実現する。Androidリモートにより、AndroidからUnityプロジェクトをリモート コントロールしたり、オンザフライでテストできる。
その名前が示唆するように、Unityは、殆どのプラットフォーム間の差をなくすように設計されている。このために最小限の労力で、同じゲームをモバイル アプリと PC/Mac用のスタンドアローンとしてもリリースできる。
2010年の夏のプレビュー版のリリース以来、既に50以上のゲームがUnityプラットフォームを使って、Android用に作成されている。
このイベントを記念して、Unity Technologiesは、4つの Android Proライセンスを無料で提供している。そのチャンスをものにしたければ、サイトを見て欲しい(もう終わってます。訳者)。