開発者やシステム管理者は、本日より Rackspace Cloud 2.0 for iPhone、iPad、および iPod Touch を Apple App Store からダウンロードできるようになった。 開発者や管理者は、この iOS 共通の新しいアプリケーションを使用して Rackspace Cloud デプロイメントの管理やOpenStack Cloud のカスタマイズが行える。
今回のアプリケーション・リリースでは、同一インタフェースを使用して Rackspace Cloud と Cloud Files にアクセスできるようになっている。
Rackspace Hosting の Mobile Apps シニア・ディベロッパを務める Mike Mayo 氏は「このアプリケーションでは、あらゆる機能が API によって提供されます」と説明する。 「この API の最も効果的な使用方法といえば、システム管理者であれば、われわれのクラウド上にあるリソースの管理に使用することです。 このアプリケーションと iSSH などを用意することで、Cloud Servers の管理に必要なものはすべてそろいます。」
各種機能
- 複数アカウントおよび複数エンドポイントのサポート
- サーバ・データのローカル環境への保存
- データワイプ機能付きパスコード・ロック
- Chef のブートストラップ・サーバを一度に最大 10 個まで作成可能
- IP アドレスによる Cloud Serverへの接続確認が世界 50 か所から可能なほか、SSH アプリケーションによる接続も可能
- アプリケーションに組み込まれた詳細なエラー・ハンドリング
- ステータス RSS フィードへのフルアクセス
- Cloud Files 用の CDN サポート
- Cloud Servers の完全な制御
- API 制限の表示
オープンソースの Rackspace Cloud 2.0 は、Rackspace Cloud のベースである OpenStack プロジェクトの一つになっている。OpenStack iOS アプリケーションに対応するソース・コードはこちらから入手できる。 .