先々週、Unicodeとロケールの標準を管理するUnicodeコンソーシアムはそのサイトにUnicode バージョン 6.0を公開した。 この標準はソフトウェアベンダがそのソリューションを国際化するのに利用する記号とロケールの共通集合を示している。 長年にわたり、Unicode標準文字集合はサイズが大きくなり続けていて、バージョン1.0でグラフィックやフォーマット文字が割り当てられた28,294文字から、バージョン6.0の109,384文字までになっている。このリリースでは初めて完全な仕様が完全な形でオンライン公開されている。
バージョン6.0.0における新しいブロックは以下の通り:
0840..085F | マンダ文字 |
1BC0..1BFF | バタク文字 |
AB00..AB2F | エチオピア文字 拡張-A |
11000..1107F | ブラーフミー文字 |
16800..16A3F | バムン文字補助集合 |
1B000..1B0FF | 仮名保護集合 |
1F0A0..1F0FF | トランプ |
1F300..1F5FF | 種々の記号および絵文字 |
1F600..1F64F | 顔文字 |
1F680..1F6FF | 交通および地図記号 |
1F700..1F77F | 錬金術記号 |
2B740..2B81F | CJK統合漢字拡張D |
特別に追加されたもの:
- 次を含む2,088文字
- 携帯電話で特に重要な1,000を超える記号追加
- 新しい公式インド通貨記号:インドルピー記号
- 222文字の中国、台湾、日本で共通に使われるCJK統合表意文字追加
- 603文字のアフリカ言語サポートのための文字追加。ティフィナグ文字、エチオピア文字、バムン文字への拡張を含む
- 3つの文字体系追加: マンダ文字、バタク文字、ブラーフミー文字
このリリースのすべての構成要素を見るにはここをブラウズしてほしい。