WSO2のCTOであるPaul Fremantle氏はブログでWSO2が新しいオープンソースプロジェクトであり製品であるWSO2 Message Brokerをリリースすることを発表した。MBはWSO2 Carbonプラットフォームで様々な言語のクライアント向けにのメッセージング機能を提供する。
MBはAMQPとJMSをサポートするApache Qpid/Javaプロジェクトをベースにしている。WSO2 MBはAmazon SQS APIとWS-Eventingをサポートする。AMQPは現在、滋養策定中であり、ワーキンググループは3つの安定版をリリースしている。今年にもv1.0がリリースされる予定だ。
WSO2 broker は下記の3つの機能を提供する。
- メッセージのキューイング/永続化
- 発行/購読モデルでのイベント配信
- メッセージの方向にとらわれない複数のシステム連携の仲介
例えば、MBを使えばHTTPリクエストの信頼性のあるキューイングが実現できる。また、クラウド上のサーバのようなファイアオールの外に配置しファイアオール内で動作しているWSO2 ESBと連携することも可能だ。