Googleは、I/O 2011で彼らのストレージサービスを招待なしで、すべての開発者に提供することを発表した。サービスは、OAuth 2.0のサポート、APIコンソールを通じた簡易化されたアカウント管理、新しいEUストレージリージョン、新しいAPIバージョンなどの拡張が行われている。
Google Storage for Developers (GSD)は、Googleのクラウドにデータを保存するRESTfulサービスである。このサービスは、去年のI/O 2010で発表されていたが、一部の開発者にのみ提供されていた。1年が経ち、I/O 2011でGoogleは、Googleアカウントを持つあらゆる開発者に、今年の年末まで5GBのストレージを含む無料のサブスクリプションを提供すると発表した。
GSDは、いくつかの魅力的な機能を提供している。データは、複数のデータセンターにまたがっており、バックアップされ、Read-your-writes(書いたものが読める)一貫性、そして5GBまでのオブジェクトを受け入れることができる。とはいえ、バケツはドメイン領域に分かれることを想定されているが、我々はその機能が動作することをまだ確認することができず、Online Storage Managerは、おそらく、すでに他のバケツの名前として使われているため、「bucket」、「test」のような一般的な名前の新しいバケツを作成することができない。
Googleは、またいくつかのサービスの拡張を発表した。
- OAuth 2.0で簡易化されたストレージアクセスをサポート
- API Consoleを通じたアカウント管理
- 簡易化されたストレージ共有 – ストレージのオーナーが、Googleアカウントで様々な開発者を作成することができる。オーナーだけが、請求を気にすればよい。
- 新しいヨーロッパのストレージリージョン
- 5TBまでのオブジェクトをサポート
- 新しいAPIバージョン2.0
Amazon S3は、同じような無料の5GBの層を提供しており、サブスクリプションの価格は、$0.17/GB/月なのに対して、より少なく$0.14/GB/月。そして、5,000TBを超えた場合、$0.055/GB/月まで落ちて、Amazonのストレージの価格はより少ない。