Azureチームは先日、接続頻度の低い、または分散システムを構築するための完全に新しいシナリオをてこ入れする、サービスバスキューとサービスバストピックを含む、AppFabricのCommunity Preview (CTP)をリリースした。
AppFabric サービスバスは、すでに製品として、簡単なメッセージングプラットフォームを提供している。提供者と消費者が同時にオンラインの時はうまく動作する。CTPで提供されるサービスバスキュー は、利用者がメッセージを利用するまで、確実に保存される非同期メッセージを作成することができる。もし利用者がオフラインなら、メッセージは利用者がオンラインに戻るまでキューに保持される。
David Ingham氏は、非同期キューは、特に、負荷平準とバランシング、他のシステムのコンポーネントとの疎結合において、多くの利益をもたらすと説明する。
サービスバストピックは、とてもシンプルなキューだが、ひとつの大きな違いは、トピックに登録している複数の購読者にそれぞれの発行されたメッセージを届ける、トピックによるpublish/subscribeパターンである。それぞれのサブスクリプションは、最後に読んだトピックを追跡するため、消費者にはそれぞれ仮想的なキューに分割されているように見える。
サブスクリプションはまた、彼らのプロパティでトピックのメッセージにフィルターをかけることができる。それぞれの消費者は、トピックから発行されたメッセージの明瞭なサブセットを得ることができる。
用語による混乱が、バスキューとAzureストレージの一部であるWindows Azureキューの間に存在している可能性がある。 Clemens Vasters氏は、Channel9のインタビューで、Azure Storage QueuesはWindows Serverの名前付きパイプとメールスロットと同等であるのに対して、サービスバスキューは、MSMQと同等である。サービスバスキューが製品に組み込まれたとき、いつどのオプションを使えばよいのかといった、さらなるガイダンスが提供されることが期待される。
AppFabricは、Windows Azure上のアプリケーションで、開発、配置、管理するクラウドのミドルウェアプラットフォームである。ネットワークと地理的な境界を超えた安全な接続性がある。