先月1.0がリリースされて以来、Node Package Managerは多くのマイナーリビジョンを経て、次第にNode.jsランタイムを管理するのに使われてきている。
Node.js
がシステムにインストール済みなら、簡単な1行のコマンド (curl http://npmjs.org/install.sh | sh
) でインストールできる。これにより、npm install
を使って、Nodeパッケージを取得できるようになる。これはPythonのeasy_install
やPerlのCPANと非常によく似ている。
Nodeパッケージはpackage.jsonファイルで表現されている。npm help json
によってドキュメント(https://github.com/isaacs/npm/blob/master/doc/json.md)が表示され、必要なもののリストが表示される。これには次のものが含まれる。
- name: パッケージを識別するもの。URLおよびコマンドライン実行の一部となる。(例えば、Npm Registryを参照)
- version: semantic versioning互換だが、
v
で始まること、ダッシュのついたものを未リリースのコードとして扱うことが許されている。(その結果、git describe
を使って、簡単にバージョン付けができる)。 - description: 簡潔な説明文。ユーザに説明したり、検索するのに適している。
- keywords: 検索を最適化するため
- homepage: ユーザが閲覧可能なWebサイト
- url: パッケージの在処。
package.json
と同じところにない場合 - main: スタートアップ時に返されるオブジェクト
- files: このパッケージに含まれるファイル
- repository: ソースへのアクセスやバグ修正のコントリビュートのための場所や種別。
- config: コードから取得できるパラメータのセット。
node config set
を使ったコマンドで上書きされる。
Node package managerのReadmeを参照したり、コードをフォークしたい人は、http://github.com/isaacs/npmから入手することができる。