Cihan Biyikoglu氏は、Tech Ed 2011で、もうすぐリリースされるフェデレーションと呼ばれるSQL Azureのスケーラビリティ機能を紹介した。彼のプレゼンテーションにおいて、彼はフェデレーションがAzureデータベースの内部オブジェクトであり、そこに含まれるデータをスケールすることができると説明した。これは、追加データベースであるフェデレーションメンバーにそれぞれのデータの一部を保持して行われる。データは、フェデレーションが作成されたときに定義されたフェデレーション分散キーにより、フェデレーションメンバーに分散される。データのブロックには、同じ分散キーが含まれており、複数のフェデレーションメンバーにまたがらないようによく検討された原子ユニットに分割されている。ランタイム上のSPLITとMERGEコマンドにより、フェデレーションメンバー数の増加と現象を行うことができる。
独立したフェデレーションメンバーのデータベースは、直接アクセスでき、モデルは、フェデレーションのルートデータベースに接続されることが期待される。接続されると、フェデレーションで後続のクエリを実行することをシステムに登録するために、 USE FEDERATIONステートメントが実行されなくてはならない。フェデレーションメンバーは、フェデレートされたデータと参照データの両方が含まれる。フェデレートされたデータは、複数のフェデレーションメンバーに分割され、参照データは、すべてのメンバー間でコピーされる。
我々は、Cihan Biyikoglu氏にいくつかの質問をした。
InfoQ: ルートDBは障害の単一ポイントのように見えます。ルートDBはミラーできるのでしょうか？このフレームワークで信頼性を向上させるお薦めの方法はありますか？
Cihan Biyikoglu: sql azureはすでに、あなたのデータベースの3つのコピーによりHAが組み込まれています。ルートDBは、sql azure内部でデータベースの3つのコピーを維持するために作られています。
InfoQ: 複数のデータベースをまたいでテーブルを分割する時、全体のテーブルに影響する操作はどのように機能しますか？
Cihan Biyikoglu: フェデレーションモデルでは、アプリはデータの分割を意識しなくてはいけません。これに関しては間違えありません。開発者がフェデレーションを操作するためのセーフモードがあります。これは、原子ユニットと呼ばれています。もしあなたが、原子ユニットだけを対象にしているのなら、再パーティショニング操作で問題は発生しません。私たちは、原子ユニットを分割しません。しかしながら、扇形のクエリやスキーマー配置のようなケースでは、あなたは原子ユニットとは反対に大きな範囲のデータを対象にするでしょう。v1では、これらの操作で対象を探す手助けをしてくれます。非常に単純なコードの一部では、再パーティショニング操作で、データの安全な範囲を示すことができます。しかし、これをするには、アプリが意識する必要があります。将来、我々はこのサポートを拡張して、より簡単にできるようにしたいと考えています。
InfoQ: ファンデーションメンバーのリソースに影響を与えるためにはどうしたらよいのですか？たとえば、新しいデータが古いデータの100倍のトラフィックがあって、ファンデーションメンバーは、毎秒1リクエストを受け、それ以外は毎秒100リクエストを受けたといった場合。
Cihan Biyikoglu: これは、パーティション化されたアプリとフェデレーションでよくある質問です。あなたは、物理的な分散設定でこれを適用することができます。あなたは、それぞれのフェデレーションメンバーの分割ポイントとSKUとデータサイズを選択することができます。
InfoQ: Azureフェデレーションは、そのままでEntity Framework、Linq to SQL、nHibernateといったORMを使うことはできますか？
Cihan Biyikoglu: 私たちが話している間、チームが作業をしています。既存のバージョンで完全なサポートがあるバージョンはありませんが、既存バージョンとフェデレーションとでORMが動作するように配置し、将来のフェデレーションでネイティブサポートされるでしょう。
InfoQ:テーブル作成後、ALTER TABLEでフェデレーションから参照や中央の型を変更することはできますか？
Cihan Biyikoglu: アーキテクチャ上の制限はありませんが、私たちはこれをv1のスコープから外すことを決めました。そのため、v1でこれを行う方法はなく、将来有効になる予定です。
フェデレーションの技術プレビュープログラムへの推薦は、Cihan氏のブログのリンクを通じて行うことができる。Cihan氏はには、メール（cihangib@microsoft.com）で連絡することができる。