Monoの開発はMiguel氏の新しい会社であるXamarinで続けられている。しかし、彼らがNovellの買収中に失った製品を必死になって再開発している間、ディスクトップやサーバサイドでMonoを使っているユーザはサービスを必要とし続けていた。
Xamarinは現在、“Monoの有償サポートの依頼が殺到している”。“サポート企業ではなく製品開発企業”として活動しているため、彼らは現在、顧客企業のためにカスタマイズ開発ができる。Monoのコンサルタントを探している。この機会を利用したいと思う人は上のリンクからXamarinとコンタクトするといいだろう。
MonoTouchとMono for Androidの後継製品の開発に注力する一方、Xamarinは来るMono 2.12の改善にも継続して取り組んでいる。しかし、Miguel氏はいくつかの障害があると言う。それには下記が含まれる。
(a) パッケージを構築しなければならない
(b) ソフトウエアがホストできるようにしなければならない
(c) ブランチやリリース手順を導入しなければならない
Novell買収が生み出したのもうひとつの困難はMonoのビルド管理だ。Alex Corrado氏は最近、この問題に積極的に取り組み、LinuxとMacOSのビルドシステムを作り終えた。Miguel氏が言うには、
一度パッケージができたら、Monoプロジェクト用の新しいウェブサイトを立ち上げて、Monoやその他のプロジェクトリソースをホストする予定です。ウィキやフォーラムみたいなものも準備する予定です。このようなウェブサイトの準備とMonoそのものの開発に取り組んでいるところですが、1、2週間のうちに両方とも出来上がるでしょう。