ZeroTurnaround と Genuitec は JRebel for MyEclipseの出荷をアナウンスした。JRebel は人気のあるJVMプラグインで、コード変更が再デプロイせずに実行できる。
MyEclipseはIBMの WebSphere やOracleの WebLogic、そしてオープンソースのJBossやTomcatのようなエンタープライズサーバーとの統合を提供している。JRebelをIDEに統合すると、再デプロイの必要なしに、シームレスにコード変更ができる。 ZeroTurnaroundのCTOであり、共同設立者である Jevgeni Kabanov氏は、この統合を「簡単に設定できるプラグインは、Genuitec のMyEclipse IDE にJRebel の機能と特別な統合がもたらすもの」と、表現している。
JRebelによって、Javaアプリケーションを削除せずに、Javaコードに変更を再配置できる。しかし、Eclipseにおけるデバッグ変更と違って、JRebelはまた、特定のフレームワークやエンタープライズJavaコード、例えばJSPやSpringの設定ファイル、への変更も捉える。 JRebelのホームページ は、この技術のおかげで、3500万の再デプロイを止められた、と言っている。
MyEclipseはJSPのデプロイとSpring設定ファイルの編集機能を提供している。IDE内でファイルが変更された時は、常にJRebel が変更を捉え、ターゲットのJavaアプリケーションでこれらの変更が反映される。 Genuitecの Todd Williams氏は次のように言っている。
新しい技術がマーケティングの期待に沿うレベルに達することは、余り無いですが、 JRebelは顧客に驚くほどの付加価値を与えています。開発者の生産性を向上させる、いかなる技術も MyEclipseの開発モデルと完全に合います。JRebel の素晴らしい能力が、アプリケーションの再デプロイにかかる著しい時間を無くしてくれます。
協働の一環として、JRebel for MyEclipseは通常価格のJRebel より、安く提供される。更に、30日間のトライアル版が JRebelのwebサイトから入手でき、1年間のサブスクリプション サポート契約が付いている。オープンソースとScalaプロジェクトには、無料ライセンスが提供される。無料ウェビナー が8/4に放映され、 JRebel と MyEclipseの統合を直に見ることができる。すでに ビデオデモ は見ることができるが。