.NETフレームワークを用いてカスタマイズ可能なDynamics CRMを可能にするDynamics CRM SDKは、ソリューションを構築するためのすべてのオブジェクトモデルを開発者に公開している。再利用可能なアプリケーションサービスやマルチテナントアーキテクチャを用いてソリューションを実現する事が可能で、単一プラットフォームで複数の基幹業務XRMアプリケーションを構築する事も可能になる。
MicrosoftはDynamics CRMをXRMプラットフォームと呼んでおり、その上でソリューション開発者がXRMアプリケーションを開発できるようにしている。XRM(Extended Relationship Management)ソリューションにより顧客以外の従業員、パートナー、サプライヤー、流通業者、ベンダー、政府機関などとの重要なビジネスリレーションシップを管理するのを手助けできるようにCRMの原則を拡張する。
カスタマイズされるDynamics CRMの特徴
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セキュリティ
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フォームとビュー
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パーソナライゼーション
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エンティティ― カスタマイズ
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レポート
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ワークフロー
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クライアント拡張
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フォームスクリプト(クライアントカスタマイズ用)
Dynamics CRM 2011ソリューションはDynamics CRM/xRMアプリケーションを構築し、メンテナンスすることを可能にするカスタマイズパッケージであり、一つの組織から別の組織にアプリケーションを移行する事可能になる。マネージドソリューションによってカスタマイズがアドオンのような形で扱う事が出来、組織レベルでインストール/アンインストールが簡単になる。逆に、アンマネージドソリューションではより少ない制限で迅速なカスタマイズが可能である。
Dynamics CRMの様々な側面をカスタマイズするにはまず、オフィシャルリソースセンターから始めることが可能。ポイント・アンド・クリックなカスタマイズのためのドキュメントと開発者ドキュメントの双方を提供している。開発者トレーニングキットとMSDNサイトとSDKもコードサンプルとドキュメンテーションを確認する良いサイトである。